日本機械学会 2019年度年次大会 若手の会特別企画 マイニング ~マイニング技術の最前線~
若手の会特別企画 マイニング ~マイニング技術の最前線~
【企画概要】
秋田大学には鉱山学部があったことをご存知ですか?
1910年の秋田鉱山専門学校から始まり、鉱山学の研究・教育が100年にわたり受け継がれてきました。
受け継がれてきた豊富な資料を展示する鉱業博物館では、スタッフによる特別解説付きの見学ツアー!
そして最新の鉱石・鉱山を知る技術を「ラマン分光の山口先生」、「鉱山VRの川村先生」に体験デモを交えてご教授いただきます!!
最後には鉱業博物館のお土産コーナーから自分だけの石が見つかるかも?
会場:秋田大学大学院国際資源学研究科附属 鉱業博物館
日時:9月9日(月) 13:00~17:30
受付:鉱業博物館 3階講堂 12:30~
※年次大会参加者は鉱業博物館への入場は無料です。
講演まで鉱業博物館をお楽しみください!
【プログラム】
1. 趣旨説明 13:00~13:10
植木洋輔 氏(日立製作所)
2. 博物館見学ツアー 13:10~14:10
ボランティア説明員による解説付き
3.「ラマン分光解析に関する話題」 14:20~15:20
山口誠 先生(秋田大学)
物質によって光が散乱されるとき,波長が入射光と同じ光をレイリー散乱,異なる光をラマン散乱と呼びます.入射光との波長の差は物質固有の量であることから,ラマン散乱光を調べることによって,物質の分子構造,結晶構造などを知ることのできます.光を用いた分析法であるため,非破壊非接触,大気中,特別な前処理なし測定が可能であり,迅速な物質評価法として期待されています.ラマン散乱分光法の簡単な原理,ラマン分光装置の概略,適用・研究事例の紹介し,簡易型のラマン分光装置によるデモ測定も行いたいと考えています.
4. 「高度情報化鉱山操業技術が目指す未来ースマートマイニングー」 15:30~16:30
川村洋平 先生(秋田大学)
スマートマイニング(高度情報化鉱山操業)技術のご紹介人類の豊かな生活を維持するために,今後の金属供給はこれまで採掘が容易だった鉱山(鉱床)から,より採掘が困難また採算性の低い低濃集な鉱山へとその操業を移行せざるを得ない.このような状況のもと,講演者は,ICTを活用した新たな採鉱工学技術(スマートマイニングと名付けている)により生産性の向上を目指している.
5. スマートマイニングVR体験 16:30~17:30
川村洋平 先生(秋田大学)
【申し込み】
定員:40名
お問い合わせは下記事務局(田中)までお願いします.
電話:03-5360-3500
お知らせ 2019/07/25