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小特集「産業記念物(第1回)博物館の紹介」

「都立産業技術高専(旧航空高専)科学技術展示館紹介」

 

吉田喜一
(都立産業技術高専)

     都立航空工業高専は都立工業高専と2006年4月統合され都立産業技術高専・荒川キャンパス となりました.都立航空高専は都の防災再開発事業により1993年旧校舎から現在地に移転しました. 移転に伴って当時の格納庫に展示していた航空機・エンジン等を新校舎の入り口に設置した 「科学技術展示館」に移設しました.航空機や航空機エンジン類をはじめとして, 本校の学生が卒業研究などで製作した複葉飛行機,NHKロボット・コンテストの出場ロボット, およびロケットや人工衛星模型など,技術史的に価値ある機器等を展示し,学生はもとより, 一般の方々にも公開してきました.
     1997年7月に本展示館は機械工学の歴史的保存への寄与により日本機械学会100周年記念行事で表彰されました. 2000年5月また展示館の航空機およびエンジンが学術的文化的に貴重な遺産として産業考古学会の認定を受けました. どうぞ間近でご覧になり,創意工夫に満ちた技術の息吹を感じ取って頂きたいと思います. 航空機等の技術に対する理解を深め,科学する心を育てることの一助となれば幸いです. 公開日は下記に示したとおりです.

    参考のWebページ:  http://www.kouku-k.ac.jp/~fame/ 




     備考:学校の諸事情により変更する場合があります.
    小団体でも事前に連絡していただければ、支障のないかぎり開館します。
        15名以上の団体は事前に連絡をしてください。
        ビデオ・カメラによる撮影も可能です。
        入場は無料です。
        詳細については、下記までご連絡ください。
                        116−8523
                        東京都荒川区南千住8−52−1
                        東京都立航空工業高等専門学校 経理係
                         電話 03−3801−0145
                         FAX  03−3801−9898

     

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日本機械学会
技術と社会部門ニュースレターNo.19
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