イブニングセミナー(第96回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2007年7月25日18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館2階第3会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

「中部発!ものづくりを応援するIT企業」

 「ものづくり」とは全く縁のなかった私が、22年前に名古屋に移住して驚いたこと。それは、尾張徳川家を中心とする大名・武家文化と、地域の産業集積の幅と厚みでした。
 トヨタ、ブラザー、INAX、マキタ、オークマ、食品ではミツカン、カゴメ、ポッカ等の優良企業があり、ユニークな企業やニッチトップ企業も綺羅星のごとく。そして、愛知県の工業製品出荷額は、29年間連続日本一。
 その背景と現状を調べはじめ、「産業遺産」や「伝統工芸」が現代産業に、未来の技術開発にとつながっていく、技術史の系譜・派生・関連の面白さにも目を見開かれました。なのに、この産業文化の素晴らしい価値が、意外に国内外に知られていないことを大変残念に感じました。それで、ものづくり関連のコンテンツ化に注力し、さらに「産業観光」「産業ツーリズム」の推進に関わるようになったのです。モットーは「難しいことをやさしく伝える」「女・子供にもわかるものづくり」。ものづくりを応援する情報発信とその社会的な成果をご紹介したいと思います。



講師: 赤崎まき子((株)エイ・ワークス 代表取締役)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第96回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒150-8677 東京都渋谷区恵比寿2-27-10 日機装第2別館
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:03-3443-3728  FAX:03-3444-2403
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp


都立産業技術高専
 吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp

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