イブニングセミナー(第89回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2006年11月29日18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館S棟2階第3会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

「物を作らず 作り方を創る」

プラスチックの物作りとは、通常、図面がユーザーから提示され、それに従い仕様が決められます。そこには、使用する素材(原材料) 工法(射出成型・ブロー成型 ets)金型仕様等が、こと細かく明記され、その通りに寸分狂いのない物を 正確に、より早く生産するのが良い製造業者であると言われます。 そのように認められるには精度の高い金型加工技術を必要とし、精度の良い射出成型機を用意しなければ成りません。常に最新の技術(設備)に目を向けた装置産業に他ならないのです。 それは、技術のパッケージ化を容易にし、設備投資さえ出来れば、同じものがどこでも出来る技術の画一化へと動いている中で、資本力のない中小企業の生き延びるすべは、独自技術の開発しか在りませんでした。 大成プラス鰍ヘ、硬質樹脂と軟質樹脂を射出成型で熱融着させるパイオニアであります。 金型の中で異材質を一体化させるコア技術の中で、金属に硬質樹脂を射出成型で一体化させる技術に取り組み、現在、完成した技術は、金属の種類は、アルミ・マグネ・銅。樹脂はPPS・PBT・半芳香族ナイロンが素材破壊の強度で、一体化させることに成功しました。 今回は、この技術をご紹介し、今後この技術が何に使えるのかを、皆様のお知恵を頂きながらご紹介できたらと思います。


講師: 成富 正徳 ( 大成プラス梶@代表取締役 )

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第89回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒150-8677 東京都渋谷区恵比寿2-27-10 日機装第2別館
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:03-3443-3728  FAX:03-3444-2403
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp


都立産業技術高専
 吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp

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