イブニングセミナー(第86回)
(技術と社会部門企画)
開 催 日: | 2006年8月30日18:30〜20:30 (毎月最終水曜日開催) 「会場の都合により開演を30分遅らせて、18:30からとさせていただきます。」 |
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会 場: | 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館S棟2階第3会議室 [東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ) |
趣 旨: | 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする. |
テーマ および講師: |
仮題「車両火災の原因は、解析技術を忠実に実践すればかならず解る」
2004年版消防白書によれば、車両火災の発生件数は7,866件となっており、これは全火災発生件数の13.1%を占めるものである。また、車両火災によって尊い人命も失われていることから、社会的に大きな損失と言える。 |
1.車両火災の原因究明については、従来焼け爛れて骨と皮になった、残酷な被災車両を見て「焼損の程度が著しく、原因については不明」として取り扱われてきた。 どのように激しく焼損しているものであっても、車両火災には焼損の状態に規則性があり特徴がある。従ってその規則性と特徴を分析整理した「解析技術」を手順を踏んで忠実に実行すれば、必ず原因個所に辿りつき、そこから出火原因となった"痕跡"を証拠として抽出できるものである。すなわち原因不明などないのである。 | |
2.多数の車両火災「車両火災原因解析技術」の中から、今回は比較的混乱の多い「ワイヤーハーネスに起因する火災」の「原因解析技術」に欠くことのできない、"溶融痕"の識別法について、その生成プロセスと"特徴"について、図解と現物写真で発表する。 | |
講師:森興春氏 | |
定 員: | 40名 |
参 加 費: | 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます) |
申込み方法: | 「イブニングセミナー(第86回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください. なお,当日会場でも申込みを受付けます. |
FAX送付先: | (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp |
問合せ先: | 〒150-8677 東京都渋谷区恵比寿2-27-10 日機装第2別館
日機装(株)流体技術カンパニー 小西義昭 TEL:03-3443-3728 FAX:03-3444-2403 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp または, 東京都立航空高専 吉田喜一 TEL:03-3801-0146 ex.544 E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp |