イブニングセミナー(第79回)
(技術と社会部門企画)
開 催 日: | 2005年12月21日18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催) |
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会 場: | 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館S棟2階第4会議室 [東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ) |
趣 旨: | 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする. |
テーマ および講師: |
テーマ:「原爆投下方針の推移と科学者の抵抗」
今から60年前に,アメリカ軍によって広島と長崎に投下された原爆。それらの投下目標の検討は,まだ原爆原料の製造工場が建設途上にあった時期,1943年5月から始まっている。完成したら,ドイツ人ではなく,まず日本人の上に落とそう。原爆の開発は,共に闘っているソ連には絶対に秘密にしよう,等々。まさにその過程からは,明らかな人種的偏見・差別のにおいを嗅ぎとることができるし,冷戦の起源も垣間見ることができる。
1945年5月,アメリカの原爆完成前に,ついにドイツは降伏した。ナチス・ドイツが先に原爆を持つことを恐れたあまり,アメリカの原爆開発に積極的に協力してきた亡命科学者。彼らは必死で,原爆の対日投下を阻もうと動いていた。
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講師:日野川静枝(拓殖大学) | |
定 員: | 40名 |
参 加 費: | 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます) |
申込み方法: | 「イブニングセミナー(第79回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください. なお,当日会場でも申込みを受付けます. |
FAX送付先: | (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp |
問合せ先: | 〒189-8520
東京都東村山市野口町2-16-2 日機装(株)流体技術カンパニー 小西義昭 TEL:042-392-6610 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp または, 東京都立航空高専 吉田喜一 TEL:03-3801-0146 ex.544 E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp |