イブニングセミナー(第69回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2005年1月26日(水)18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館2階第4会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

テーマ:「特許と四国巡礼の旅」

 40年近く特許一筋で仕事に精を出してきましたが、時間的に自由になった今年の初め、四国巡礼、所謂お遍路さんとして八十八ヶ寺を一月半かけて巡礼してきました。
 なぜ四国巡礼かと言うと、特許権の侵害事件では、零細企業に対し権利行使を行なう際にかなりの無理強いをして賠償金を取ったり、仕事を止めさせたり、最後の大仕事として担当した職務発明訴訟では、会社を辞めた同僚(原告)を相手に会社を守ると言う立場から、かなり辛らつな攻撃を行ないました。その点は、業界紙でも叩かれ、私自身反省すべき点もありましたが宮使いの辛さで止むを得ない事と自分を納得させておりました。
 定年を迎えた今、新しい社会との付き合いをするためにも過去の怨念は全てクリアにしておくべきと考え、歩いて通し打ちを行なう決心をして出掛けましたが、考えていた事と実際とは大違いで、足の豆を計算に入れておらず苦労しました。その時経験した不思議な出来事を含めてお話したいと思います。


講師:吉田正秀(マイジェンシイ企画)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第69回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒189-8520 東京都東村山市野口町2-16-2
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:042-392-6610
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp

または,
東京都立航空高専
 吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp

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