イブニングセミナー(第67回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2004年11月24日(水)18:00〜20:00 (毎月最終水曜日開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館2階第4会議室(予定)
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.
テーマ
および講師:

テーマ:「機械安全国際規格」をもとに、製造物責任法の欠陥概念を再考する」

 わが国の機械安全の原則は、2001年6月の、厚生労働省労働基準局長通達「機械の包括的な安全基準に関する指針」以降、国際規格への整合を強めている。
 機械安全を社会的に推進する制度、と位置づけることのできる製造物責任法において、「欠陥」概念が定義されており、1995年の施行以来ある程度の判例が積み重ねられている。しかし、これらにおける安全の考え方は、現在の標準と認められた、機械安全国際規格が要求する内容と整合しない側面がある。
 今回は、いくつかの事故例、裁判例をもとに、製造物責任法におけるこれまでの「欠陥」の考え方と、機械安全国際規格に基づく考え方を比較検討し、これからあるべき「欠陥」について考える。


講師:佐藤国仁((有)佐藤R&D)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法:「イブニングセミナー(第67回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒189-8520 東京都東村山市野口町2-16-2
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:042-392-6610
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp

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