イブニングセミナー(第60回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2004年4月28日(水)18:00〜20:00 (毎月最終水曜日に開催)
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)62号館W棟大会議室
[東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  現代は大きく変化している.過去もそうであったように現在もまた変化している.変化のスピードは年単位から日単位,更には時間単位へと圧縮されてきている.醜悪な事件が連日発生しマスコミの格好の飯の種になっている.情報は秒単位で世界を駆巡り,日本だけ安全という神話はなくなった.なぜ,このような事態が発生するのか?
 変化に対応する危機管理ができていないのではないか? カードのスキミングや家屋のピッキング,車両盗難の増加が指摘されているにも拘わらず抜本的な「改善」が実施さないのはなぜか? どの業界にも光と陰があり,その業界独特のモラルリスクが存在する.今回は損保業界のモラルリスク対応に光を当ててみたい.
テーマ
および講師:

テーマ:「モラルリスクの過去・現在・未来について
     −モラルリスク排除への挑戦−」

 損害保険は偶然な事故が発生した場合に,その経済的損失を担保するのが基本です.事故が「故意」によって発生した場合は填補しないと「約款」に明記されています.しかし,長引く大不況により故意による事故が猛然と増加しています.
 捏造・偽装事故が偶然な事故に混じって毎日事故報告されます.混入したモラルリスクをどうやって見分けたらよいのでしょうか? 法医学・科学捜査・法工学の知見を活用して,モラルリスクへの対応がどの程度可能か挑戦の軌跡に迫ります.


講師:梅野正俊 氏(梅野解析事務所 代表)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生非会員500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法:「イブニングセミナー(第60回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
FAX送付先: (03)5360-3508(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒189-8520 東京都東村山市野口町2-16-2
日機装(株)流体技術カンパニー
 小西義昭
TEL:042-392-6610
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp

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