03-68 イブニングセミナー(第53回)

技術者を取り巻く社会の急流
−CSR(企業の社会的責任),説明責任,内部告発など−

(技術と社会部門企画)

開 催 日:2003年8月27日(水) 18:00〜20:00
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス)55号館S棟第3会議室
 [東京都新宿区大久保 3-4-1/電話(03)5286-3000/JR「高田馬場」駅戸山口下車 徒歩12分,都バス(高71)九段下行「都立 障害者センター」下車徒歩1分,地下鉄東西線「高田馬場」駅下車徒歩12分] →大久保キャンパスの地図(早稲田大学のホームページ)
趣   旨:  いま世の中が大きく変わっており,世界も日本も,かつてない急激な変化に見舞われています.
 日本機械学会は,倫理規定をいちはやく制定し技術者の倫理問題に取り組んできましたが,相次ぐ不祥事や事件もあり社会の変化は素早く,企業や組織のあり方,社会との関わり方が問われています.原発でのトラブル隠しを発端に,技術のあり方が問題になり,今年の夏の首都圏での電力不足,停電すら懸念されています.内部告発がきっかけとなった本事件では,技術者倫理,企業倫理が問われ,技術的には維持基準が話題になりました.この機会に,あらためて技術者として,学会員として,企業・組織の構成員として,この急激な変化について考えてみたいと思います.
テーマ
および講師:

「技術者を取り巻く社会の急流
−CSR(企業の社会的責任),説明責任,内部告発など−」


 社会のあらゆる局面で透明性と説明責任が求められています.技術者も企業・組織も例外ではありません.国も経済団体も,社会と消費者を意識した取り組みに真剣になっています.CSR(企業の社会的責任)は国際的にはISO化が進行中ですが,不祥事の続発したわが国ではあらゆる業種,業態でコンプライアンス(法令遵守)との関連で焦眉の問題となっています.内部告発は,公益通報者保護制度として近いうちに法制化が予定されています.突然降って沸いたかに見えるこれらの急激な潮流は,問題が実は互いに関連するものであり,安全,環境,健康を命題とする技術者倫理問題と密接に関係しています.いささかショッキングな副題ですが,リスクが顕在化するこの社会をこれらのキーワードから読み読くための話題を提供します.


講師: 坂 清次 氏((株)三菱総合研究所)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生員無料),非会員1500円(学生500円)(当日会場にて受け付けます)
申込み方法:「No.03-68イブニングセミナー(第53回)申し込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
申込先: 日本機械学会(担当職員 加藤佐知子)E-mail:kato@jsme.or.jp
問合せ先: 〒150-8677
東京都渋谷区恵比寿3-43-2
日機装(株) 小西義昭
電話:(03)3443−3738
FAX:(03)3440−3661

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