No.18-145 イブニングセミナー(第225回)

”建物は使ってこそ生きる -自由学園の文化財経営-“


U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2019年1月30日(水)18.00〜20.00
会 場 明治大学 理工学部 駿河台キャンパス (アカデミーコモン8階308E室)

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

明治大学キャンパス案内図
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師

   重要文化財建造物というと,どんな建物を想像しますか.
やはり,国宝・重要文化財建造物の半数を占める社寺建築が頭に浮かぶのではないでしょうか.
 新たに重要文化財指定される建造物は,明治以降の近代建築が大半を占めるようになりましたが,その課題は,「保存と活用」を言われています.
そこには,当初から信仰の場として用途が変わらない社寺建築と異なり,邸宅から美術館へなど,用途が変わることも多い近代建築ならではの難しさもあるようです.
 近代建築の三大巨匠と言われる,フランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館も,例に漏れず存続の危機がありました.
多くの方々の努力で保存が決まり,重要文化財指定を経て,現在,使いながらの保存,いわゆる,動態保存を実践し,多くの人が訪れる施設に生まれ変わりました.
その実績から文化財運営に関しての意見を求められる機会も増えています.
 今回は,保存に至る経緯,現在の運営の様子から,重要文化財建造物運営の現実をお伝えします.
 

福田 竜(自由学園明日館 会館営業セクション マネージャー)


【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No.18-145 イブニングセミナー(第225回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 大橋 江利奈)E-mail: ohashi@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

【懇親会】 駿河台キャンパス内アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.
会費 3,000円,学生1,500円.
セミナー終了後に懇親会場で受付けます.

【問合せ先】 KoPEL 小西義昭/電話 080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回の予定  2019年3月27日(水) 「テーマ:水族館の魅力」杉村 誠(新江ノ島水族館)
 2019年4月24日(水) 4月より会場が秋葉原(首都大東京 秋葉原サテライト)に変わります.


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