No.18-136 イブニングセミナー(第222回)

”日本文明とエネルギー −水力の底力−“


U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2018年10月31日(水)18.00〜20.00
会 場 明治大学 理工学部 駿河台キャンパス (リバティタワー 15階 1153室)

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

明治大学キャンパス案内図
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師

   現在の日本のエネルギー自給率は7%である.世界史と日本史を振り返って断言できることは,エネルギー自給率7%の文明は持続可能ではない.もっとはっきり言えば,存続できない.
 21世紀の現在,私どもがやるべきことは,50年先を見通して次世代の人々に自立したエネルギーを準備しておくことである.
 日本が保有している資源の最大のものは,無限で膨大な太陽エネルギーである.ただし,この太陽エネルギーは単位面積当たりのエネルギー量が薄いという欠点を持っている.
しかし,日本国土の70%が山地であり,その山地が薄い太陽エネルギーの雨を集めて,濃い水力エネルギーにしてくれる.
 この水力エネルギーを最大限に活用,開発していくことが次世代への責務である.しかし,巨大なダムをいくつも造る状況にはない.
 今後,既存のダムの有効活用と分散型の小水力が重要なテーマとなる.
 

竹村公太郎(日本水フォーラム事務局長,もと国土交通省河川局長)


【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No. 18-136 イブニングセミナー(第222回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 大橋 江利奈)E-mail: ohashi@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

【懇親会】 駿河台キャンパス内アカデミーコモン1階の「カフェパンセ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.
会費 3,000円,学生1,500円.
セミナー終了後に懇親会場で受付けます.

【問合せ先】 KoPEL 小西義昭/電話 080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定 第223回 2018年11月28日(水) 仮題:「共に生きるために-アジアの農業指導者を指導する-」
2018年12月19日(水) テーマ:日本の城(第157回ESの続き)


部門トップページへ