イブニングセミナー(第143回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2011年10月26日(水)18.00〜20.00
会   場: 明治大学理工学部(駿河台キャンパス) 12号館6階2062室
東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html)
明治大学アクセスマップ(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

「震災以降の日本と創造思考によるビジネス構築」

  日本は、モノづくりと技術立国を標榜してきたが、グローバル・ビジネスにおいて後塵を拝することが多くなった。また、従来の分析と予測に基づく思考では、将来を切り開く明るいビジョンが見えてこない。このような環境において、「将来は自分達の意志が創る、大きな将来は多くの人々の能動的な協働で創り上げる」という思想のもと、創造思考に基づくビジネス構築が必要とされている。これは、主体的な意志により幸福で全体最適な社会ビジョンを描き、そこから逆算して、手段となる部分を組み立てる進め方となる。しかし、ビジョンを“はかない夢”に終わらせないためには、実現性、論理性、根拠、確実性を担保しなければならない。
 日本は東日本の震災からの復興を果たそうとしているが、この状態は創造思考によるビジネス構築のモデルによって構造化することができる。これからの日本の動向について占う。

テーマおよび講師
「震災以降の日本と創造思考によるビジネス構築」
1.社会構造の移行と思考様式の変化
2.創造思考によるビジネス構築のモデル
3.震災以降の日本の欲求状態と思考様式
4.実現する根拠ある創造の進め方

安達隆男(産業能率大学 総合研究所 主幹研究員)


参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「No. 00-00イブニングセミナー(第143回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号)
(2)氏名
(3)勤務先・所属
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)
を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください。
申込先

日本機械学会(担当職員 曽根原)E-mail:sonehara@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 御茶ノ水付近(会場未定)にて、講師を囲んで懇親会を行います。 会費\3,000程度
問合せ先:

(株)日機装技術研究所/小西義昭/tel.:042-392-3087  明治大学/村田良美/tel.:044-934-7350 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp  murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定:

2011年11月30日(水)18.00〜20.00 仮題【東京都の放射線測定についての話】


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