イブニングセミナー(第135回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2011年1月26日(水)18.00〜20.00
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンパス) 55N号館1階第2会議室
東京都新宿区大久保3-4-1/電話(03)5286-3000
地下鉄副都心線「西早稲田」駅(早稲田大学構内に出口)0分、JR「高田馬場」駅戸山口下車徒歩12分,
早稲田大学キャンパス案内図(http://www.waseda.jp/jp/campus/okubo.html)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

「在宅医療介護福祉の現状 特にリハビリテーションを通じて」

 投薬や機器による治療は症状の進行を止め、その間にその人自身の持つ回復力により治します.このため、それぞれの回復段階で患者を支える人々の役割の比重が変わります.
 リハビリに限らず医療・福祉を野球のピッチャーに例えると、病院等は先発,往診・訪問系サービスは中継ぎ,通所系サービスが抑えと言えるでしょう.
 どの事業形態だとしても,一種類では利用者の「人生のニーズ」に応えることは困難です. それは丁度,介護用の杖をとっても利用者に合わせて,1本足だけではなく,腕支えのあるものや4本足のものなど多様なものが選べる配慮されていることにも似ています.
 一貫した医療サービスを提供するためには、療法士による地域連携が必須ですが、そのために,我々リハビリに従事するものが自分たちの持つ特殊治療技能の種類と質と量を明確に発信することで,住民の皆様が活用しやすい環境を構築することが重要と思います.

講師: 仙洞田洋登(潟Eィズケアメディカル 取締役)


参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「No. 00-00イブニングセミナー(第135回)申し込み」と題記し,
(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
申込先

日本機械学会(担当職員 井上 理)E-mail:inoue@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 高田馬場駅前の土風炉(とふろ)にて、講師を囲んで懇親会を行います。
(会費\3,000程度)
問合せ先:

(株)日機装技術研究所/小西義昭/tel.:042-392-3087? E-mail: y.konishi@nikkiso.co.jp
都立産業技術高専/吉田喜一/tel.:03-3801-0146 ex.544 E-mail:kyoshida@acp.metro-cit.ac.jp

次回予定:

2011年3月30日(水)18.00〜20.00
「行間の宇宙」への挑戦」山田 敦(ニューヨーク・シティ・オペラ指揮者)


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