イブニングセミナー(第117回)

(技術と社会部門企画)


開 催 日: 2009年6月24日(水)18.00〜20.00
会   場: 早稲田大学理工学部(大久保キャンバス) 55号館2階第3会議室
[東京都新宿区大久保3-4-1/電話(03)5286-3000
地下鉄副都心線「西早稲田」駅となり, JR「高田馬場」駅戸山口下車徒歩12分, 都バス(高71)九段下行「都立障害者センター」下車徒歩1分, →早稲田大学キャンパス案内図(早稲田大学のホームページ)

趣   旨:

 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も社会との深い関わりの中にあることは明らかである.我々が新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマ
および講師:

「簡単なものつくりから工学教育へ」

 高専には,「遊びのなかから技術教育」をという趣旨で,地域や学校から小学生などへの出前授業の依頼がある.演者は,紙ブーメランはもとより,戻るカミヒコーキ,紙製フライングリング,戻る紙トンボなどなど,安く手軽な材料を使って,作って遊ぶ(動かせる)グッズの開発を行っている.毎回の出前授業は,参加する子どもたちは大きな興味を持って,つくって遊ぶことに目を輝かせる.さらに低学年の子ども達には,付き添いの父母が同行することが多いが,特にお父さんのほうが夢中になるケースもしばしばである.そして機械工学科の高専生である研究生は,その理論解析に熱心に取り組む.
 本セミナーでは,参加者に実際に作ってもらい(材料はすべて用意します.材料費無料です.ただしハサミ,ホッチキス,1円玉1個を持参して下さい.),遊んでいただこうと考えています.居眠りが1人もいない授業を体験して下さい.この原稿は4月19日(日)に書いています.18日(土)の朝NHKテレビ「おはようニッポン」で,高専学生と戻るカミヒコーキの実演を全国に生放送しました.大変大きな反響を頂きました

 

講師: 吉田 喜一(都立産業技術高専・ものづくり工学科 教授)

定   員: 40名
参 加 費: 会員1000円(学生無料),非会員1500円(学生非会員500円)
(当日会場にて受け付けます)
申込み方法: 「イブニングセミナー(第117回)申込み」と題記し,(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.
なお,当日会場でも申込みを受付けます.
申込先

日本機械学会(担当職員 井上 理)E-mail:inoue@jsme.or.jp ,FAX. 03-5360-3508

<懇親会> 高田馬場駅前の土風炉(とふろ)にて、講師を囲んで懇親会を行います。
(会費\3,000程度)
問合せ先: 〒150-8677 東京都渋谷区恵比寿2-27-10 日機装第2別館
日機装(株)流体技術カンパニー
  小西義昭
TEL:03-3443-3728  FAX:03-3444-2403
E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp


都立産業技術高専
  吉田喜一
TEL:03-3801-0146 ex.544
E-mail:kyoshida@kouku-k.ac.jp
次回予定: (仮題)「臨床美術士」講師:蜂谷和郎(日本臨床美術協会 専任講師)

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