TRANSPORTATION AND LOGISTICS DIVISION


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第99期委員会活動計画・報告

●技術委員会活動計画・報告

●企画・表彰委員会 (旧 第1技術委員会)

99期委員長 安部 貴(日立ビルシステム)

●2021年度活動計画

このたび企画・表彰委員会委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
企画・表彰委員会では、部門活動が活発になるよう、活動を進めて参ります。具体的には以下に取り組みます。

1)議員候補者・フェロー会員・学会賞・部門賞受賞者の推薦
2)部門大会等での部門活性化のための企画および支援

2021年度もコロナ禍の影響がまだ続く状況でありますが、部門の皆様のお役に立てるよう務めて参りますので、ご支援ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

 

●2021年度活動報告

企画・表彰委員会は、各技術委員会から選出された委員で構成され、部門全体にかかわる企画立案・表彰への推薦活動を行っています。2021年度も例年通り、フェローや部門賞等の部門推薦にかかわる活動を行ってまいりました。コロナ渦の影響が続く中、企画立案にかかわるおもだった活動ができませんでしたが、今後とも、会員の皆様のお役に立てるよう努めてまいりますので、企画・表彰委員会へのご支援ご協力をお願いいたします。

 

 

●自動車技術委員会 (旧 第2技術委員会)

99期委員長 関根 太郎(日本大学)

●2021年度活動計画

この度、第99期の自動車技術委員会の委員長を務めさせていただくことになりました。本技術委員会は自動車を対象としており、完成車メーカ、主要サプライヤー、中立研究機関、大学などのメンバー44名によって構成されています。
前期に引き続き、COVID-19の影響で、対面による学会活動は自粛が余儀なくされていますが,前期は中止となってしまった「基礎セミナー 自動車の運動力学」、「とことんわかる自動車のモデリングと制御」などの講習会については、Zoomなどのオンライン会議のツールを利用して開催を予定しております。オンラインということで、逆に移動時間などの地理的拘束がありませんので、従来参加しづらかった遠方の方にも積極的に参加をして頂ければ幸いです。
委員会はオンライン実施により、例年通りの開催回数を確保し委員会メンバーの情報交換は密に図りつつ新しい活動スタイルを提案していきたいと考えております。皆様のご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。

●2021年度活動報告

021 年度の自動車技術委員会の活動は、昨年に引き続きCOVID-19 のため活動が制限される中のものとなりました。しかしながら,昨年開催を見送りました基礎セミナー「自動車の運動力学」、講習会「とことんわかる自動車のモデリングと制御」についてはオンライン開催で試行錯誤ながらも実施することが出来ました。自動車技術委員会も昨年に引き続きオンライン形式で5回開催し、遠方の委員や時間がタイトな委員の方の出席が可能となった半面で、議論という面ではなかなか詳細までできない印象でした。この一年を通して対面での交流の重要性を強く感じました。2021 年度は、委員長としても社会状況変化への対応がその場その場となってしまい委員をはじめお手数をおかけした面がありましたが、徐々にアフターコロナを見据えた活動形態の基盤も見えてきたように思います。今後も自動車技術委員会の活動へのご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。

 

●鉄道技術委員会 (旧 第3技術委員会)

99期委員長 林 隆三(東京理科大学)

●2021年度活動計画

このたび第99期の鉄道技術委員会委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願い申し上げます。
鉄道技術委員会は、鉄道を中心とした軌道系交通システムを対象とし、車両、軌道技術、安全、モニタリング技術、バリアフリー、環境等の諸問題に関わる議論を中心として活動しております。現在、官学・鉄道事業者・車両メーカーの研究・開発・設計に携わる委員34名から構成され、委員相互の情報交換はもとより他分野との交流も積極的に行うことにより、軌道系交通システムの技術分野をより充実したものとすることを目指しております。
第99期も引き続き情報発信と技術交流の推進を活動の基本方針とし、11月の鉄道技術国際シンポジウム(STECH2021)や、12月の部門大会(TRANSLOG2021)と鉄道技術連合シンポジウム(J-RAIL2021)の共同開催に積極的に関わって参ります。また、技術交流や講習会、セミナーもオンラインで開催できればと考えております。
皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

●2021年度活動報告

鉄道技術委員会は官学・鉄道事業者・車両メーカの研究・開発・設計に携わる委員34名により構成され、車両、軌道、安全性、モニタリング、バリアフリー、環境等の諸問題に関わる議論を中心として活動しております。例年は4回委員会を開催し、そのうち3回は見学会を併催しておりますが、第99期は新型コロナウイルス感染症に対する日本機械学会の方針に従い、4回すべてオンライン開催と致しました。例年の見学会では大学所属の委員からの情報提供があまりなかったことを踏まえ、見学会の代替として、大学関係者からの話題提供を行い、鉄道事業者・車両メーカの委員の方々に大学での活動を知ってもらう機会としました。具体的には、車両運動シミュレーション、IT技術の活用、マルチモーダル交通制御、感性を用いたものづくり等について話題提供と議論がなされました。

その他の活動として、12月に実施したTRANSLOG2021の開催に協力し、第28回鉄道技術連合シンポジウム(J-RAIL2021)を、本委員会を中心とし実施いたしました。これらの講演会もオンライン開催となりましたが、どちらも非常に盛況のうちに閉幕しました。また、11月に開催されたSTECH21にも積極的に協力いたしました。

今後も、積極的に活動を続けてまいりますので、引き続き、鉄道技術委員会の活動へのご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

 

●航空宇宙技術委員会 (旧 第4技術委員会)

99期委員長  今村 太郎(東京大学)

●2021年度活動計画

第98期に引き続き航空宇宙技術委員会の委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願い申し上げます。
航空宇宙技術委員会は航空機及び宇宙アクセス関係を担当しています。大学、企業および研究機関から参加した委員で構成され、情報の提供、交換を行うと共に、交通・物流における他分野との交流を図っています。委員会活動としては、必要に応じて各委員の方との意見交換を行うとともに、交通・物流部門の一分野として分野横断的な話題を積極的に提供したいと思っております。COVID-19が長引いておりますが、ワクチン接種率の向上とともに、対面での機会が増えてくるのではないかと思います。委員会活動を通じて、交通・物流部門の技術発展に微力ながら貢献したいと思っております。皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

●2021年度活動報告

航空宇宙技術委員会は、航空機(飛行機やドローン)、宇宙機(ロケット・人工衛星)を対象とした分野を受け持っております。コロナ禍において活動がほとんどできなかった点、大きな反省点ではありますが、モーフィング技術研究会や航空宇宙、流体、材料といった他の専門分野の学会と緊密に連携した活動を進めております。

当委員会は、企業・研究所・大学からバランスよく委員を構成させていただいております。次年度は、新しい委員長及び幹事のもと、委員会内および委員会間の交流がさらに活発になることを期待しております。

今後とも航空宇宙技術委員会へのご支援、ご協力をお願いいたします。

 

 

 

●船舶技術委員会 (旧 第5技術委員会)

99期委員長 平田 宏一(海上技術安全研究所)

●2021年度活動計画

海に囲まれた日本において、船舶は、エネルギーや資源、自動車などの工業製品を大量に、かつ高効率に長距離輸送できる手段として活躍しています。また、船舶は離島での生活のためにも欠かすことのできない交通手段でもあります。
一方、他の交通・物流分野と同様、運航時の安全性や環境調和性、公共交通機関としての利便性のさらなる向上が常に求められています。昨今では、液化天然ガス(LNG)や水素エネルギーなどの低炭素燃料・カーボンフリー燃料を利用する船舶の建造、船員の負荷を低減するための運航支援技術や自動運航船の実用化に向けた研究・開発などが活発に進められています。さらに、船舶における新型コロナウイルス感染症への対策技術も重要な課題となります。
船舶技術委員会では、部門並びに学会の皆様に、船舶や海洋に関する技術動向を紹介し、よりよい社会の実現を目指した技術の発展に貢献すべく活動していきたいと考えています。皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

●2021年度活動報告

 

 

 

●昇降機・遊戯施設技術委員会 (旧 第6技術委員会)

99期委員長 植田 和昌(フジテック)

●2021年度活動計画

第99期より新たに昇降機・遊戯施設技術委員会委員長を拝命いたしましたフジテックの植田と申します。よろしくお願いいたします。
昇降機・遊戯施設に求められる技術は、目まぐるしく変化する時代のニーズに応えるために、振動・騒音、ダイナミクス・制御、安全性・信頼性、快適性・感性、耐震、保守など多岐にわたっています。現在、当委員会は産学8名の委員で構成されており、前述の関連技術の意見交換や実地見学などの活動を実施しております。今期は、4回の委員会と技術講演会「昇降機・遊戯施設等の最近の技術と進歩」、当委員会がサポートする「昇降機システムの安全・安心問題研究会」をオンライン開催する予定です。なお、今期の技術講演会は部門大会(TRANSLOG2021)と共同開催となりますので、昇降機・遊戯施設に関係する方のみならず、様々な分野の方々にも是非とも積極的なご参加をお願いいたします。
コロナ禍により例年とは異なる活動形態となりますが、このような時だからこそ、他分野とも活発に交流・連携することで、昇降機・遊戯施設関連技術の発展に微力ながら貢献する所存でございます。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

●2021年度活動報告

昇降機・遊戯施設技術委員会は産学 8 名の委員で構成され、第 99 期は下記内容についてオンラインで活発な議論、活動を行いました。

(1) 委員会 : 計5回の委員会を開催し、技術講演会準備、広報活動(ニュースレター等)、交通・物流部門大会、研究会活動に関する検討、協議を実施しました。

(2) 技術講演会 :2021 年 12 月2 日に技術講演会「昇降機・遊戯施設等の最近の技術と進歩」を主催しました。交通・物流部門大会とオンラインによる同時共催とし、特別講演1件、昇降機・遊戯施設関連技術の一般講演 10 件の発表とディスカッションを実施しました。

(3) 研究会 :「昇降機システムの安全・安心問題研究会」の活動をサポートし、エレベータロープ振れの計算に関するWG の2015年度からの成果を活動の記録としてまとめました。

次年度も引き続き産学連携を図りながら活発な活動を行ってまいりますので、今後とも、昇降機・遊戯施設技術委員会にご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

●広報・出版委員会

99期委員長 丸茂 喜高(日本大学)

99期幹事  飯田 浩平(鉄道総合技術研究所)

第99期委員: 関根 太郎(日本大学)、 佐藤 哲郎(日本車輌製造)、井上 諭(電子航法研究所)、宮崎 恵子(海上技術研究所)、渡辺 誠治(三菱電機)