TRANSPORTATION AND LOGISTICS DIVISION


委員会活動計画・報告

●企画・表彰委員会 (旧 第1技術委員会)

100期委員長 小竹 元基(東京大学)

●2022年度活動計画

このたび企画・表彰委員会委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
企画・表彰委員会では、部門活動が活発になるよう、魅力ある活動を進めて参ります。具体的には以下に取り組みます。
1)議員候補者・フェロー会員・学会賞・部門賞受賞者の推薦
2)部門大会等での部門活性化のための企画および支援
2022年度もコロナ禍の影響がまだ続く状況でありますが、部門の皆様のお役に立てるよう務めて参ります。また、魅力ある企画、活動の案がございましたら、気軽にご意見ください。
ご支援ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

●2022年度活動報告

企画・表彰委員会は、各技術委員会から選出された委員で構成され、部門全体にかかわる企画立案・表彰への推薦活動を行っています。今年度も例年通り、フェローや部門賞等の部門推薦、部門活性化の企画や支援について継続して取り組んでまいりました。コロナ禍のため、オンライン審議,メール対応となりましたが、委員の皆様の協力をえて無事に終えることができました。

 

●自動車技術委員会 (旧 第2技術委員会)

100期委員長 関根 太郎(日本大学)

●2022年度活動計画

前期に引き続き、第100期の自動車技術委員会の委員長を務めさせていただくことになりました。本技術委員会は自動車を対象としており、完成車メーカ、主要サプライヤ、中立研究機関、大学などのメンバ44名によって構成されています。
前期は、COVID-19の影響の中で、「基礎セミナー 自動車の運動力学」、「とことんわかる自動車のモデリングと制御」などの講習会についてオンライン会議のツールを利用して開催を試み、従来参加しづらかった遠方の方にも積極的に参加をして頂くことが出来ました。
今期は、引き続き上記の開催を企画するとともに、学会ガイドラインに沿って、可能な限りセミナー・講習会はハイブリッド開催も視野に入れて企画し、オンラインと対面の良い面を取り入れようと考えております。また、技術委員会はできるだけ対面実施を試み、委員会メンバの情報交換は密に図りつつアフターコロナの新しい活動スタイルを確立していきたいと考えております。皆様のご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。

●2022年度活動報告

2021 年度の自動車技術委員会の活動は、昨年に引き続きCOVID-19 のため活動が制限される中のものとなりました。しかしながら,昨年開催を見送りました基礎セミナー「自動車の運動力学」、講習会「とことんわかる自動車のモデリングと制御」についてはオンライン開催で試行錯誤ながらも実施することができました。自動車技術委員会も昨年に引き続きオンライン形式で5回開催し、遠方の委員や時間がタイトな委員の方の出席が可能となった半面で、議論という面ではなかなか詳細までできない印象でした。この一年を通して対面での交流の重要性を強く感じました。2021 年度は、委員長としても社会状況変化への対応がその場その場となってしまい委員をはじめお手数をおかけした面がありましたが、徐々にアフターコロナを見据えた活動形態の基盤も見えてきたように思います。今後も自動車技術委員会の活動へのご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。

 

●鉄道技術委員会 (旧 第3技術委員会)

第100期委員長  太田 衆一郎(JR東海)

●2022年度活動計画

このたび第100期の鉄道技術委員会委員長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願い申し上げます。
鉄道技術委員会は、鉄道を中心とした軌道系交通システムを対象とし、車両、軌道技術、安全、モニタリング技術、バリアフリー、環境等の諸問題に関わる議論を中心として活動しております。現在、官学・鉄道事業者・車両メーカの研究・開発・設計に携わる委員34名から構成され、委員相互の情報交換はもとより他分野との交流も積極的に行うことにより、軌道系交通システムの技術分野をより充実したものとすることを目指しております。
第100期も引き続き情報発信と技術交流の推進を活動の基本方針とし、委員会開催時に見学会を併せて行うなど、積極的な委員会活動を進めて参ります。また、交通・物流部門大会(TRANSLOG2022)への参加、鉄道技術連合シンポジウム(J-Rail2022:電気学会主催)への協力に加え、若手技術者を対象とした講習会の開催も計画しております。
皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

●2022年度活動報告

鉄道技術委員会は官学・鉄道事業者・車両メーカの研究・開発・設計に携わる委員により構成され、車両、軌道技術、安全、モニタリング技術、バリアフリー、環境等の諸問題に関わる議論を中心として活動しております。
ここ2年ほどは新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにオンラインで活動してまいりましたが、この第100期では従前どおりに対面方式で4回の委員会を開催し、そのうち3回は見学会を併催いたしました。第1回はJR東海・小牧研究施設、第2回はJR東日本・水素ハイブリッド電車HYBARI、第4回はJR九州・西九州新幹線および自動運転電車の香椎線の見学を行い、その技術について議論しております。また、若手鉄道技術者を対象とした講習会「鉄道車両のダイナミクスとモデリング」を開催するとともに、交通・物流部門大会TRANSLOG2022および鉄道技術連合シンポジウムJRAIL2022(電気学会主催)にも積極的に協力いたしました。
引き続き鉄道技術委員会の活動へのご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

●航空宇宙技術委員会 (旧 第4技術委員会)

100期委員長  小木曽 望(大阪公立大学)

●2022年度活動計画

今期より新たに航空宇宙技術委員会委員長を拝命しました大阪公立大学の小木曽です。よろしくお願い申し上げます。
航空宇宙技術委員会は航空機および宇宙アクセス関係を担当しています。大学、企業および研究機関から参加した委員で構成され、情報の提供、交換を行うと共に、交通・物流における他分野との交流を図っています。空飛ぶクルマや宇宙ビジネスが活況を呈し、従来よりも幅広い分野を扱うようになってまいりました。委員会活動としては各委員の方との意見交換を行うとともに、交通・物流部門の一分野として分野横断的な話題を積極的に提供したいと思っております。COVID-19の収束により、対面での交流機会が増えてくることを願っています。委員会活動を通じて、交通・物流部門の技術発展に微力ながら貢献したいと思っております。皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

●2022年度活動報告

航空宇宙技術委員会は、航空機(飛行機やドローン)、宇宙機(ロケット・人工衛星)を対象とした分野を受け持っております。コロナ禍が続いていて、従来通りの活動はできておりませんが、今年度はニュースレター担当ということで「大阪・関西万博での実用化に向けたeVTOL開発」とタイムリーな内容を報告することができました。「モーフィング技術研究会」においてもオンラインでの活動が中心となりましたが、引き続き、航空宇宙、流体、材料といった他の専門分野の学会と緊密に連携した活動を進めております。
TRNSLOGにおきましては、特別企画「平成の名交通機械」という非常に興味深い企画に協力でき、平成の30年間における旅客機の進化を見直す良い機会となりました。
次年度は、対面での活動ができると思いますので、委員会内および委員会間の交流を進めるようにしたいと思います。
今後とも航空宇宙技術委員会へのご支援、ご協力をお願いいたします。

 

●船舶技術委員会 (旧 第5技術委員会)

100期委員長  宮崎 恵子(海上技術安全研究所)
●2022年度活動計画

船舶は、エネルギーや資源、工業製品を大量に、かつ高効率に長距離輸送できる手段として活躍しています。また、船舶は離島での生活のために欠かすことのできない交通手段でもあります。一方、他の交通・物流分野と同様、運航時の安全確保は最優先の事項であるとともに、地球環境を守る環境負荷低減技術のさらなる開発や、海上/水上の公共交通機関としての利便性のさらなる向上が常に求められています。
最近のトピックスとしては、水素やアンモニアを利用する船舶の研究・開発、船員の負荷を低減するための運航支援技術や自動運航船の実用化に向けた研究・開発などが活発に進められています。さらに、国際海運での新型コロナウイルス感染症が船員交代へ与える影響も話題になりました。
船舶技術委員会では、部門並びに学会の皆様に、船舶や海洋に関する技術動向を紹介し、よりよい社会の実現を目指した技術の発展に貢献すべく活動していきたいと考えています。皆様のご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

●2022年度活動報告

船舶技術委員会では、部門大会(TRANSLOG2022)の開催に協力し、パネルディスカッション「平成の名交通機械」のパネラーとして、また、「夢・乗り物アイデアコンテスト2022」の審査にも積極的に参画しました。技術動向としては、ニュースレターNo。65で世界初の水素燃料双胴旅客船「ハイドロびんご」のトピックスをご紹介しました。
ここのところ、船舶技術委員会は限られた人数での活動となっており、部門内の他の技術委員会との交流により活性化できればと常々考えておりました。今期は、委員会へのオブザーバ参加ができ理解が深まりましたが、来期以降は技術交流を目指して活動できればと思っております。

 

●昇降機・遊戯施設技術委員会 (旧 第6技術委員会)

100期委員長  植田 和昌(フジテック)

●2022年度活動計画

昨年度に引き続き昇降機・遊戯施設技術委員会委員長を拝命いたしましたフジテックの植田と申します。よろしくお願いいたします。
昇降機・遊戯施設に求められる技術は、目まぐるしく変化する時代のニーズに応えるために、振動・騒音、ダイナミクス・制御、安全性・信頼性、快適性・感性、耐震、保守など多岐にわたっています。現在、当委員会は産学8名の委員で構成されており、前述の関連技術の意見交換や実地見学などの活動を実施しております。今期は、コロナ禍で認識したオンラインのメリットを活かしつつ現地開催を可能としたハイブリッド方式を基本方針として、計5回の委員会と技術講演会「昇降機・遊戯施設等の最近の技術と進歩」および当委員会がサポートする「昇降機システムの安全・安心問題研究会」を開催する予定です。なお、今期の技術講演会は部門大会(TRANSLOG2022)と同時開催となりますので、昇降機・遊戯施設に関係する方のみならず、様々な分野の方々にも是非とも積極的なご参加をお願いいたします。
昇降機・遊戯施設関連技術の発展に微力ながら貢献する所存でございますので、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

●2022年度活動報告

昇降機・遊戯施設技術委員会は産学 8 名の委員で構成され、第 100 期は下記内容についてハイブリッド方式で活発な議論、活動を行いました。
(1) 委員会 : 計5回の委員会を開催し、技術講演会準備、広報活動(ニュースレター等)、交通・物流部門大会、研究会活動に関する検討、協議を実施しました。
(2) 技術講演会 :2022年12月1日に技術講演会「昇降機・遊戯施設等の最近の技術と進歩」
を主催しました。
交通・物流部門大会とハイブリッド方式による同時開催とし、特別講演1件、昇降機・遊戯施設関連技術の一般講演6件の発表とディスカッションを実施しました。
(3) 研究会 :「昇降機システムの安全・安心問題研究会」の活動をサポートし、企業・大学の専門家を集めて今後の活動テーマについて議論を行いました。
次年度も引き続き産学連携を図りながら活発な活動を行ってまいりますので、
今後とも、昇降機・遊戯施設技術委員会にご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

●広報・出版委員会

100期委員長 飯田 浩平(鉄道総合技術研究所)

100期幹事  井上 諭(電子航法研究所)

第100期委員: 関根 太郎(日本大学)、 佐藤 哲郎(日本車輌製造)、丸茂 喜高(日本大学)、 小嶋 満夫(東京海洋大学)、渡辺 誠治(三菱電機)

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