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筋トレ

岩手大学 総合科学研究科 理工学専攻 機械・航空宇宙コース 2年
大槻 諒

 私は昔から体を動かさないと頭が働かなかった、小学校は外で遊び、中学校からは部活動で体を動かしていた。しかし、大学3年からコロナが流行し外で活動する機会が激減してしまった。家からのリモート授業や外出自粛などで運動しなくなってから、作業効率が確実に落ちていることがわかった。そんな中、自宅でYouTubeである動画を観た。それは、筋トレをすることで作業効率が上がるといった内容だった。それから、自宅近くに24時間営業のジムがあったので通うことにした。
 体に変化があったのは1か月ほど経った時で、睡眠の質が上がり研究活動に集中して取り組むことができた。また、普段の生活でも筋トレをすることによって精神的に余裕ができるようになり、心身のストレスを軽減することが実感できるようになった。それから筋トレを続けることによって習慣化することができたので、本格的にメニューを組むことで体を大きくすることを目標にした。私は、小学校から大学まで剣道を続けていたがオーバーワークし続けてしまい、腰と膝を壊してしまったことでスクワットなどの下半身を鍛えるトレーニングをすることができなかったため、上半身をメインにして筋トレを始めた。週に4〜5回ジムに通い、背中、腕、胸、肩、と4部位に分け効率的にトレーニングを進めた。一番好きな部位は背中だがピンポイントで背中に効かせることがとても難しかった。そこで、ジムにいるマッチョの人にコツなどを教えてもらいながらトレーニングをすることにした。筋トレはただ高重量を求めて行えばよいわけではなく、自分の効かせたい部位に正しいフォームで行うことが重要であり、人の骨格や筋量、関節の可動域などその人にあったトレーニング方法が存在する。また、筋トレはジムに行ってトレーニングするだけではなく、普段の食事や睡眠も管理する必要がある。私の場合、1日の食事の中で自分の体重の2〜3倍のたんぱく質(体重が60kgの場合120〜180g)を摂取するように心がけている。
 筋肉が肥大するにつれて気持ちにより余裕をもって行動することができていると感じているので、高重量を扱いさらにステップアップすることを目指して筋トレに励んでいきたい。



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