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盛岡市について

岩手大学大学院 M1
古澤 篤実

 2023年1月12日、ニューヨークタイムズ特別版「2023年に行くべき52カ所」で、2番目に盛岡市が紹介されました。世界的に有名なメディアで盛岡市が取り上げられたことに、市民や推薦人のクレイグ・モドさんは驚いていました。
 記事が出てから数週間の間、ネットやテレビでも盛岡のことが少し話題になりました。生まれてから23年間盛岡で暮らしてきた自分にとっては嬉しいニュースで、くまなくそれらをチェックしました。そこでは、これまで自分が気づかなかった「歩いて回れる宝石的スポット」の様々な魅力が紹介されていました。推薦記事やクレイグ・モドさんが盛岡を推薦した理由が、岩手県のホームページ等に掲載されています。
 そこでここでは、実際に暮らしている人間からみた盛岡についていくつか紹介します(ただし、これはあくまで盛岡市しか知らない人間の主観によるものです)。

・人があまり多くないので、のびのびとした気分で過ごせます。なので、人混みが苦手な人にはお勧めです。
・流行の最先端をいくお洒落なカフェはありませんが、落ち着いた雰囲気のカフェはたくさんあります。それぞれのお店の個性が感じられるところが多いと思います。
・有名な観光地はありませんが、訪れる価値のあるスポットやおいしい食べ物があります。私は散歩をするだけでも楽しいです。
・あまりに田舎すぎるというわけではなく、買い物をする場所や休日に出かける場所はそれなりにあります。

 このように、都会に比べると遊ぶ場所や買い物をする場所は少なく、派手さはありません。また、これといった特徴はないので、盛岡のどこがいいか?と聞かれてもうまく答えることはできません。しかし、その町並みや文化に「これが盛岡だ!」というセンスが感じられるいい街だと思います。
 以上の理由から、「静かで、落ち着いた街に行ってみたい」「行ったことがない場所に行ってみたい」と思ったら、是非旅行先に盛岡を選んでみてください。もちろん住むのにもいい街だと思います。



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