大学生活を通して学んだこと
東北学院大学大学院 工学研究科 機械工学専攻
齋裕大
大学生および大学院生を通して、「アルバイト」、「学外活動」、「サークル」、「研究」などの様々な活動を行ってきました。これらの活動に対して振り返って考えてみると「行動力に全振り」していたことに気づきました。
アルバイトに関しては、約半年ごとにバイト先を変えて様々な業種や職種を経験してきました。アルバイトは大学生の間では長く勤めて、バイトリーダーなどとなることで「就活に強い・ESに書くネタになる」など言われることが多々あります。しかし、それでは典型的な就活生が生まれるだけだと私は思います。就職活動を通して指導教員に「就活では他学生との差別化が重要」と言われてきました。それを聞いて、私は「特殊小型船舶免許取得」や「チャリキャン(自転車でキャンプに行くこと)」、「ドブ川でフィッシング」など、他の学生がしないようなことを行動に移してきました。就職活動だけでなく一度しかない人生なので、自分がやりたいことや誰も挑戦していないことなどを行動していくことで豊かな人生になるのではないかと考えています。
学外活動では、「マーチング」をやっています。マーチングに関しては、高校から大学院の2年生まで合計で5年間取り組んでいます。ここでは、他のバンドや海外のバンドがやっているギミックやボディワークを所属している団体に取り入れることで視覚効果の点数を稼げるように努力してきました。実際に取り入れてもらうためには、団体のインストラクターやクリエイターの人から信頼してもらう必要がありました。そのため、周りよりも多くコミュニケーションを取るようにしました。それから自己開示を積極的に行うことで相手から信頼してもらえるように努力をしました。それらのことを行ったことで、幹部の方々からギミックやボディワークを入れる許可を得ることができました。
これらのことから、実際に自分で何かしたいことが決まった時は、どうしたら実現できるか考え込むよりも、その時思い浮かんだことを即実践することで前に進むということが分かったと思います。実践してみて失敗したとしても次にやることややらなければならないことが見つかると思います。
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