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国際学会を振り返って

八戸工業高等専門学校 専攻科 機械システムデザインコース 1年
黒沢航二朗

 2022年6月、私は愛知県名古屋市で開催されたBioEM2022に参加した。近年はコロナ禍の影響で、学会自体が中止またはオンライン開催となっていたが、今回、念願のオンサイトの学会に初参戦した。初参戦が国際学会ということで、非常に楽しみであった。しかし、大変なことも数多くあった。まず、申込みの段階から大変であった。国際学会であるため、予稿作成や学会との連絡もすべて英語で行った。英語が苦手な私は非常に苦労した。
 発表練習を繰り返し行い、準備万端で学会を迎えた。学会自体は6日間行われ、私の発表は4日目の午後であった。前半は比較的リラックスして過ごすことができ、学会主催の飲み会では、非常に楽しい時間を過ごした。また、海外の人たちとも交流を深めることができ、二次会と称してメイドカフェに行ったのは良い思い出である。
 さて、いよいよ自分の発表を迎えた。発表はショートプレゼン+ポスターセッションであった。ショートプレゼンは発表練習が功を奏し、難なく終えることが出来たが、問題はポスターセッションであった。英語が苦手であるのに加えて、人見知りであるため、非常に不安であった。しかし、ボディーランゲージや画像を駆使し、何とか自分の研究内容を説明することが出来た。発表を終えた後のビールとひつまぶしは格別であった。
 今回の学会を通して、英語の重要性、自分の研究を説明することの難しさを身をもって体験した。この経験を糧にして、今後も研究活動に邁進していきたいと思う。







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