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学会発表を終えて

八戸工業高等専門学校 専攻科 機械システムデザインコース 1年
石橋 輝

 10月に学会に参加する機会があった。本格的な学会に参加するのは初めてだったのでとても緊張した。
 専攻科に入学した4月から、この学会のために研究に取り組んできた。私は研究で数値解析を扱っているが、本科のころに使っていたものとは別の数値解析ツールを使うことになったのでかなり焦っていた。さらに、前期は授業や実験が詰め込まれており課題に追われていた。特に実験がつらかった。本科では週1回だったものが専攻科では週3回になり、常にレポートに追われていた。結局、春から夏まではずっと解析ケースの作成に費やすこととなった。夏休みに入ると、作成した解析ケースを用いてデータを取得する段階に入った。しかしながら、夏休み序盤は研究をさぼってしまった。この後、かなり焦りながら解析を行うことになったが、結局この焦りによって捗ったので結果的に良かったと思う。夏休みが明けると学会発表まであと3週間となっていた。まだ解析がいくつも残っていたこともあり、発表に間に合うのだろうかという焦りもあった。結局、本番の前日までかかって発表準備を終えた。そして、ついに学会当日が訪れた。質疑応答に若干の悔いが残ったが、なんとか終えることができた。
 指導教員や先輩に助けられながらも学会を乗り越えられてよかったと思う。専攻科1年の段階で学会発表に参加できたのは良い経験となった。今後も、研究を頑張っていきたいと思う。







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