家計簿始めました
秋田県立大学 システム科学技術研究科 機械知能システム学専攻 修士1年
柏正幸
おそらく多くの人がコロナについて書くと思われるのであえて違うことを書こうと思います。
今年から節約するために家計簿をつけ始めました。理由はありきたりで就職活動および卒業旅行です。学部時代から貯金はしていましたが、アルバイトに割ける時間が少なくなったため支出を細かく管理する必要があると考えました。また、資金の準備だけでなく節約の習慣化もできたらなと考えています。
家計簿をつけてひと月が経った頃、自分の生活費を客観視してみました。日本学生支援機構の学生生活調査結果(下宿、アパートなどに住む大学生の生活費内訳)と比べると、食費は平均を下回っていますが住居・光熱費は平均を上回っていることが分かりました。問題はこれらを合わせた合計も平均を上回っていることです。
家計簿をつける前、自炊さえすれば生活費を抑えられていると思い込んでいました。しかし実際は住居・光熱費がかさんでしまっていたのです。実は秋田って意外にかさむんです。シャワーの時間を短くする、食器洗いの際に使用する水量を抑える、料理をまとめて作る、これらの積み重ねで光熱費を平均まで抑えることができました。
この経験を通じて、思い込みの恐ろしさを改めて実感しました。今後は自炊しているから、貯金できているから大丈夫といった短絡的な考え方は改めるようにしたいと思います。
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