7年間の高専生活を振り返って
一関工業高等専門学校 専攻科 生産工学専攻 2年
三上寛哉
本科の5年と専攻科の2年,合計7年も続いた高専での生活がついに終わろうとしています。7年という時間は長いようで,振り返るとあっという間でした。
そんな学校生活で,私が一番大切にしていたことは,「自分で決断し,チャレンジする」ことです。私の高専での生活は,中学の担任の反対を押し切り,自分で進学先を決め,受験にチャレンジするところから始まりました。そうして始まった高専での生活は,講義,部活動,研究,進路選択など,将来を決める「選択」と,新しいことへの「挑戦」の連続でした。この「選択」と「挑戦」の結果には,上手くいったものだけでなく,失敗に終わったものもいくつもありました。ですが,このような失敗には,後悔は残っていません。それは,誰かに流されて始めたことではないからです。自分からチャレンジしていった結果は,どんな結果でも受け止め,前に進むことが出来ました。このように小さな成功と挫折を何度も繰り返し,それらを乗り越えていったことで,私は高専で成長できたと思っています。
4月からは,就職し,新しい環境での生活が始まります。新しい環境でも「自分で決断し,チャレンジする」ことを継続し,悔いの残らない人生になるよう頑張りたいと思います。
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