人との関わり方について
福島大学 共生システム理工学類 4年
内田圭祐
2020年は自分にとって、人との関わり方を学ぶことができた年だった。今回は、個人的な出来事と新型コロナウイルスによる社会的変化の二つの出来事を通して学んだ人との関わり方について述べたいと思う。
まずは、友人との交友関係がうまくいかなかったことで会話を通して相手の気持ちに寄り添った行動をすることが重要なことであると学んだ。友人と大喧嘩した日は悲しくなっていた。その次の日はインターンシップがあったが、人事に質問されてもどこに目の焦点を当てていいのかわからなくなっていた。そして、次の日、さらにその次の日と時間が経過していった。そんな中で、私は自分が友人に対して怒りを感じていることに気づいた。それは、自分が友人に献身的なことをしたのに友人が仇で返したという損得勘定で考えていたからであった。私はそんな自分に嫌気がさした。それは、私が相手のことを考えずに自分なりの優しさを相手に押し付けていい気になってしまっていたからである。友人は私の一方的な押し付けの優しさが嫌だったのかもしれない。これからは、会話を通して相手の気持ちを確認し相手の気持ちに寄り添った行動をすることこそが相手への優しさになるのではないかと今は思う。
次に、コロナ禍を通して、実際に会って話をする方が自分にとってはメリットだと知れたことである。新型コロナウイルスにより世の中でオンラインの活用が進行して、人と実際に会って接する機会が非常に少なくなった。オンライン上で人と会話する機会が多かったが、実際に人と会って会話をしないと通信速度の違いで会話のテンポが合わなかったりすることがあった。私はテンポ良く会話することで話を盛り上げているので、実際に人と会って会話することで相手と会話をした方が自分にとってはメリットがあると気付いた。また、実際に人と会って話す方が相手のリアクションがわかりやすく、個人的にも話をしていて気持ちがいいと感じる。今後も新型コロナウイルスによってオンラインで会話をする機会が多いと思うが、極力は感染予防を徹底しながら実際に人と会って会話をしていきたいと思う。
このように、実際に人に会って、会話を通して人の気持ちに寄り添って行動したいと考えている。大学卒業後は、大学院に進学するが、就職しても2020年に学べたことを活用していきたいと思う。
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