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日本大学 工学部 機械工学科 4年
原田康介

 世の中には自分が運が良いと思っている人もいれば運が悪いと思っている人もいるだろう.運というものは自然とやってくるもののように思われがちだが,僕は少し違う風に捉えている.運というものは自分で作り出すものなのだと.僕にはいくつか運を良くする方法がある.それを紹介したいと思う.

 一つ目はゴミ拾いである.
 ゴミ箱が近くにあるにも拘わらず.空き缶などを道端に捨てていく人がいる.そういう場面に出くわしたとき,僕はなるべく拾ってゴミ箱に捨てるようにしている.他人が捨てた運を拾っているのである.

 二つ目はコンビニで余分なレジ袋を貰わないようにすることである.
 温かいものと冷たいものを一緒に買うと,レジで「袋を分けますか?」と訊かれる.僕はエコのことを考えて分けないようにしている.しかし,温かいものと冷たいものを混在させてよいわけがない.僕はコンビニを出てすぐ,それらを二つに分ける.例えば,弁当は袋のまま,アイスは手に持つというように.これをすることでレジ袋削減に貢献し,地球から運を貰える.

 三つ目は食べ物を残さないことである.
 僕は食べ物の中で人参が一番嫌いである.しかし,物心ついた頃から残したことは一度もない.人参を口に含み下を向く.舌になるべく触れないようにして噛み砕き,汁物で流し込む. 残さず食べることにより,作った人への感謝,食べ物への感謝を表すことになり,運が生まれる(ような気がする).

 以上のような行為を心がけている僕は,運に恵まれているなと思うことが日常で多々ある.皆さまも是非お試しあれ.




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