学祭実行委員として
東北学院大学 工学部 機械知能工学科 4年
木村 凌
私は1年生から3年生まで東北学院大学工学部祭実行委員会に所属していました。実行委員会は三つの部署に分かれており、私は企画部に所属していました。仕事内容は主にステージの企画進行、アーティストライブの企画などを行っていました。1年生のときは部員がたくさんいるはずなのですが、なかなか人が集まらず、私含め1年生では5、6人ほどしか集まりませんでした。本番間近になると、部室に来る人は多くなりましたが、本番に向けての準備が遅れていき、学校に夜中まで残る日々が続きました。こんな辛いことやってられるかと今年で辞めてやると思っていましたが、本番当日を迎え無事すべての企画が終わるとなぜかわかりませんが「来年も続けてみよう」という気持ちになりました。
2年生になり、1学年上の先輩方の人数が少ないこともあり、本部設営、管理のリーダーとなりました。重要な役割ということはわかっていたため、自分にできるだろうかというプレッシャーに押し潰されそうでした。まだ1年しか学祭を経験していないので、わからないことがたくさんありましたが、先輩方や同学年の実行委員にサポートされ、なんとか役割を果たせました。
3年生になる直前、先輩方から幹部の推薦がありました。企画部長と副委員長のどちらかになってほしいという話をいただきました。私は企画部長の仕事内容を一番近くで見ていたということもあったので、私がやったら大変なことになることが目に見えました。そのため、やるんだったら副委員長という逃げの気持ちで副委員長になりました。しかし、いざ副委員長という役職についたら、いままで与えられてきた仕事をこなすだけだったのが、仕事をこなしつつ自分がみんなに仕事を与える側になった難しさを感じました。そこがうまくいかなかったのを今でも後悔しています。
最後の学祭当日、私はいままで感じたことないくらい感動しました。3年間やりきってよかったと思いました。続けみようと思ったのは協力できる仲間がいたからだと私は思っています。学祭実行委員のみんな、いままでほんとにありがとう。
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