目次へ戻る   

学生生活を振り返って

弘前大学大学院 理工学研究科 知能機械工学コース
博士前期課程2年
菊地 憲至

 あと数ヶ月後には弘前で過ごした6年間の学生生活が終わる。毎年、学内で入試期間を知らせる張り紙を見ると、あれからもうこんなに時間が経ったのかと懐かしくなる。学生生活を振り返ってみると、たくさんの人たちに巡り会い、良い刺激を受けながら成長してきた6年間だったと思う。

 私の学生生活は部活動で過ごした時間が一番充実していた。部活動を通して本当に多くの人達と巡り会えた。一緒に活動してきた部員はもちろん、OB・OGの方々、指導してくださった顧問の先生、地元のクラブの方々、その他たくさんのカテゴリーの人たちと接する機会があった。自分とは異なる考え方や意見に触れることで、自分の考えが多様化し、より深いものになったと感じられる。これは本当に自分を成長させてくれる素晴らしい時間だったと思う。また、部員のみんなの協力があっての充実した時間だったと思うので、たくさんの楽しい時間を共有できたことが嬉しく、感謝の言葉でいっぱいだ。

 そして、研究室に配属された学部4年生から現在にかけて、一番成長できた時間だと感じる。現在行っている研究は、私がこの学科に興味を持ったきっかけでもある。自分がやりたかった研究内容に加えて、指導してくださる先生を含め研究室のメンバーにも恵まれて楽しい研究生活を送ることができている。卒業までに残された時間を無駄にすることなく研究に励んでいきたいと思う。

 こうして振り返ってみると、本当にいい人たちばかりに巡り会い、運の良い学生生活だったと思う。6年間で出会った人たちとの繋がりを大切にし、来春以降も新たな地でさらに成長できるように頑張っていきたい。

 

目次へ戻る