学会発表を終えて 私は先日初めて学外での学会発表へ行きました.私の研究室では自転車の研究をしており,スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス2015の自転車のセッションにて発表しました. 発表に至るまで私自身のマイペースさとなかなか時間がとれないことも相まって,ぎりぎりまで研究が進まず,研究室の学生と指導教員の人たちに手伝ってもらいなんとか完成させたがあまり練習も出来ずに発表に臨む形になりました.学会発表の会場でも大学の教授や企業の方が発表しており,自分なんかが発表するのは場違いじゃないかと何度も不安になりました.しかし発表することでたくさんの大学の教授や企業の方から質問やアドバイスをもらい今後の研究の課題を得ることができると開き直ることにしたことで,本番の発表では自分なりに堂々と発表することができ,発表の質疑応答以外でも貴重な意見をたくさんもらい,私にとってとても有意義な学会発表にすることができました.心残りは研究の時間があまりとれなかったため発表の内容が薄いものになってしまったことです.もっと内容の濃い発表にすることでよりいい意見をもらうことができたと思うと非常に残念でした. 今回の学会発表を通して痛感したことがあります.それは何事も計画性を持って行動するという事です.私は普段計画性がないせいでいままで苦労してきましたが,自分の計画性のなさをここまで痛感したのはこれが初めてでした.いままでレポートなども最低ラインの内容のものをぎりぎりに提出してきて,自分でそれでいいと思っていたので何も思いませんでしたが,今回の学会発表で内容の薄い発表をして恥ずかしいと同時に聴いている方々に申し訳ない気持ちになりました.そして研究だけでなく何事も計画性を持ち,余裕をもって行動することが大切だと学ぶいい機会になりました. 最後に学会発表に参加することで発表に至る過程や人前で発表するということを経験することで見えてくることがたくさんあると思います.これを学生のうちに経験することで将来必ず役に立つことがあると思います.まだ学会発表をしたことがないという人は一度はぜひ学会発表にいく事をおすすめします.
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