目次へ戻る   

趣味のギター

秋田大学 工学資源学部 機械工学科
内野雄人

 私がギターを始めたのは高校生の時だ。高校に進学してから何をしようかと考えていた時に、小学校から一緒だった友人がバンド活動を始めたいと言っていて、自分も始めてみようかなと思ったのがきっかけだった。高校に進学してギターを始めたのだが最初の頃はなかなか上達せず、何度も挫折しかけたことを今でも覚えている。思い返してみると、高校の時一番ギターの練習をしていたのは受験シーズンだったと思う。受験勉強が嫌でひたすらギターに没頭していたのである。そのおかげでギターはぐんぐん上達し、成績はずんずん沈んでいった。両親にギターを捨てられそうになったのは、今では良い思い出である。
大学に進学してからは、同学年の仲間や先輩方に触発されてより一層ギターにのめり込んだ。先輩への憧れや後輩への焦りなど、様々な感情をモチベーションにしてひたすら練習した。その結果、4年生となった今ではサークルの人たちにギターを教える立場となり、わかりやすい教え方や相手のギターに対するモチベーションの上げ方など様々なことを考えている。
 ふと思ったのだが、ギターの練習はやらなくてはならない事があればあるほど捗ってしまう。テスト期間やレポートの締め切りが迫っている時は最高の集中力を発揮できた。こうして何を書こうかと考えている今も、手が止まってはギターを触っている。

目次へ戻る