5年間を振り返って
機械工学科5年 衣袋晋作
ほんの少し前、鶴岡高専の入口をくぐったばかりの私でしたが、はやくも出口が見えてきました。私の20年の人生のうちの4分の1を占めるこの5年間は思っていたよりもあっという間でした。
入学当初から学生寮に入り、親元を離れ、厄介な規則に縛られ、よくわからない野郎どもと共に過ごすという寮生活は決して良いものではありませんでしたが、そんななかでも寮への不満で友人達と一致団結し、厳しい課題をともに乗り越え、くだらない話で夜更かしをした寮生活は、今ではなんだか悪いばかりでもないと思うようになりました。寮のように制限された場所でも、いかにして自由を満喫するかを必死に考えている今の自分はたくましくなったと感じます。
学校生活では、一癖も二癖もある教員陣からありがたい講義を頂戴してたくさん学ばせていただきました。それはもうたくさんです。そのおかげもあって納得のいく会社から無事に内定をいただくことが出来ました。
昔から父に「おまえが出会う人達はいい人ばかりだ。運がいい。」と言われ続けています。その通り鶴岡高専で出会った人達ももれなく、良くも悪くも学ばせてくれる人ばかりでした。まだまだ人生は長いですが、鶴岡高専も含めたこれまでの巡り合わせが何らかのかたちで私の人生にプラスに作用すると信じて、これからも日々精進してきます。
つたない文章で内容もよくわからないものになってしまいましたが、ご拝読いただきありがとうございました。
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