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5年間の寮生活と今
鶴岡工業高等専門学校
機械電気システム工学専攻科 1年 伊藤祐太

 私は高専生活の5年間、寮で生活をしていました。最初は不安に感じることが多く、緊張の日々が続いていました。しかし、個性あふれる多くの友人ができ、数多くのことを学ぶことが出来ました。寮の生活は、夏は暑く、冬は寒いという最悪といっていい程の環境で、学校での勉強も大変でした。しかし友人たちと過ごす時間が楽しく、明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれました。レポートやテスト、製図などでは互いに意見を交わし合い、夜遅くまで取り組んでいたこともありました。その中で、苦しかったことや嫌なことも沢山ありました。例えば、研究を寮に持ち帰ってまでやって、授業の課題をすることができなかったり、製図で徹夜まがいのことをしたりしました。ですが、それを乗り越えて無事に5年間過ごし、卒業することが出来ました。
私は現在、高専の専攻科1年生です。本科時代と比べると、より高度な専門知識や技能の体得を求められるようになり、毎日大変な思いをしています。ですが、面白い授業も多く、やりがいも感じています。また、今までお世話になっている先生方や両親のためにも、立派な社会人になって恩返ししていと思っています。
最後に、寮で過ごした5年間は、社会人になったら二度と経験することはできない貴重な思い出です。そう考えると、鶴岡高専に進学できてよかったと思います。

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