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「学会発表にて」

秋田大学大学院工学資源学研究科機械工学専攻 M1

松田圭祐

私の初めての学会発表は英語での発表でした。自信があるわけではありませんでしたが、なんとかなるだろうという気持ちで希望しました。しかし、私は英語が得意なわけではないので、準備は思うように行かず、教授に指南していただき、ぎりぎりで完成させて発表に挑むことになりました。なので、練習も多くはできず、さらに初めてということもあり完全にあがってしまい、本番の発表では頭が真っ白になって、ほとんどカンペを見てしまった上に、何度も詰まってしまうという大失態をおかし、教授には大変申し訳ないことをしたと思います。その時は、一見気丈に振舞っていましたが、内心ではひどく落ち込みました。その後は、他の方々の発表を見ていたのですが、それも自分の英語力不足のため、ほとんど理解することができませんでした。しかし、この機会を得たことによって、英語の必要性と自分の勉強・努力の不足を実感するいい機会になったと思います。

最近にも学会で発表を行いました。それは日本語での発表だったのですが、残念ながら出来がよかったとは言えませんでした。それでも依然よりは、少しはましになったと思います。他の人と比べてあがり易い自覚があったのですが、初めての学会以来「以前に比べて」ですが、舞台度胸がついたと思います。これからも学会の発表が控えていますが、こんな私に何度も学会での発表の機会を与えてくれる教授に感謝しつつ、一歩ずつでも確実に毎回前回より良い発表ができるように頑張っていきたいと考えています。

多くの人の前で発表する機会はよくあることではありませんし、貴重な経験を積むことができると思います。度胸をつけられるだけでなく、他の方々のしゃべり方、スライドの見せ方なども学べますし、なにより自分の知らない最新の事を知ることができ、友人の輪を広げられる可能性まであります。機会が得られるのなら皆さんも是非学会に参加することをお勧めします。

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