目次へ戻る   

大学にて

秋田大学院工学資源学研究科 機械工学専攻 M1

佐藤翔太

大学では自分の興味を持ったことに対して自由に取り組むことが出来る.自分の場合は研究とアルバイトに多くの時間を使っている.

自分の研究は吸収型冷凍機というビルなどで使われる大型空調機の性能を向上させるため,冷凍機内部の吸収器という装置の研究を数値解析で行っている.数値解析は研究室に配属されるまで一度もやったことはなく,どういうものかもわからないまったくの素人であった.だが自分がやったことのない新しいことに興味があったためにこれを選んだ.始めは難しくなかなか進まないときもあったが,その度に教授に基礎からしっかりと丁寧に教えてもらい,また自分でも繰り返し行うことで玄人とまでは言えないが自分なりには使えるようになった.

またアルバイトでは接客業で働いていたので,上司の方や年上の方からは社会でのマナーや常識を学び,同僚の方からは様々な体験を聞き,様々な考え方を学んだ.アルバイトは自分とまったく違う立場の人も働いているので,そういった人との交流を持つことで自分にはない考え方を得られる良い経験となった.

大学での時間では研究のために新しい知識や技能を得ることができ、またアルバイトを通じて今までの自分にはない経験をすることができた.学生生活はこれから後1年しかないがこれからも多くの経験や知識,技能を得て,自分自身が成長できるような時間を送っていきたい.

目次へ戻る