日々の時間
弘前大学大学院
理工学研究科 知能機械工学コース 修士1年 林 雅人
時は金なり。時間は貴重なものだから無駄にするなという有名な諺である。
なぜこんな事を書くかというと,時間の使い方について最近考えたからだ。
現在,私は大学院の1年生になり研究室で研究をしつつ大学院の授業を受けている。
昨年度は学部の最終学年で授業がなく研究だけだったので,それに比べると忙しい日々である。
もともと私はじっくり考える方が好きで,研究でも授業の課題でもああだこうだと考えているうちに
時間をかけてしまうのでなおさらだ。特に学会前や研究が忙しいとき,課題に手間取ったときや急に
用事ができたときは遅くまで取り組むことになる。それでも,場合によっては研究や授業に影響が出ることもある。
そうなると当然時間を増やすだけでなく効率的に進めることも考えなければならない。振り返ってみると,
確かに無駄な時間はあるので削れそうである。しかし,一番時間を使っていそうなああだこうだ考えている時間は
どうだろう。無駄に時間をかけているだけだろうか。そう思う人もいるだろうし,自分でもそう思うこともある。
だけれど,私はそれでもいいと思っている(もちろん他を疎かにしないのは必要だけれども)。その時間が自分の
経験になり,また思い出になっていくと考えるからだ。その一方で,やはり時間を有効に使う術を身に着ける
必要があるのも事実である。中途半端な意見かもしれないが,他に影響が出すぎない範囲では時間をかけて
取り組んでいこうと思っている。
時間に関しては十人十色で人それぞれのペースがあると思うが,みなさんはどうだろうか。日々をスマートに
過ごせているなら羨ましい限りである。順調にいけば私も来年度には卒業で大学での時間も残り少なくなってきた。
大学での時間を無駄にしないように過ごそうと誓う今日この頃なのだった。
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