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2年間の専攻科生活

福島工業高等専門学校

機械・電気システム工学専攻 2年 桝内 大樹

  「あと少しで、福島高専を卒業してしまう・・・」と思ったのは、ここ最近のことである。7年間と いう長い時間を高専で生活をしていたが、何かやったということもなく、だらだらと過ごしていた気がする。 学校の授業も受けてはいるが、ちゃんと身に付いている気がしないし、2ヶ月前に会社から出された課題や英語 の勉強も全然していない。こんな人間が福島高専を卒業して社会人になってもいいのか・・・。

 こんな私ですが、ここ2年間の専攻科生活でも頑張っただろうコトもある。特別研究である。本科の卒業研究 とは違い、特別研究は、2年間研究ができるため、深いところまで研究ができます。私の場合、本科の研究テ ーマとは変わり、いろいろと知識を覚え直さなければならないことや、本科の時に、その研究の忙しさを見て いたため、正直あんまり気が進みませんでした。しかし、やらなければ終わらないし、適当にやってしまえば学 位授与試験で苦労すると思い、一応、真面目取り組んでいました。研究は大変でしたが、同研究室の皆様などに 助けて貰いながら、なんとか現在まで無事に進んでいます。特に大変だったのは、学会発表でした。特に私は、口 下手であることもあり、人前で発表することがとても苦手です。本科の時にも一度、学会に出ましたが、体中に傷 だらけで帰ってきたことは、苦い思い出です。専攻科でも学会などの外部発表に出陣しましたが、時には、ボロボ ロな時もありました。しかし中には、良くできた!!と思うこともあり、プレゼンテーション能力は、微々たるもの かもしれないですが、向上したと思っています。

 あと少しで社会人になりますが、不安しかありません。でも、この専攻科の2年間から学んだこともいろいろ あります。あと3ヶ月しかないですが、悔いのないように最後の学生生活を満喫したいと思います。


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