専攻科
福島工業高等専門学校
機械・電気システム工学専攻 1年 佐藤 義剛
高専に入学し、4年生の時に進路のことについて考え始めました。就職、大学へ進学、専攻科へ進学
と大まかに3つの選択肢がありましたが、私は専攻科への進学を選びました。
その理由の1つは、学部を終えて大学院へは行かずに就職すると考えたからです。なぜなら、大学は進学し
てしまうと編入して半年後くらいたつとすぐに就活が始まってしまい、慌ただしくなり研究があまりできないの
ではないかと考えたからです。その点、専攻科に進学すると就活時期は一緒ですが、5年間も通い慣れた環境の中
で行うので、落ち着いて就活もでき、研究も平行して出来ると思います。
また2つ目の理由として、本科で行った卒業研究をそのまま続けてみたいと思ったからです。大学へ進学したら、
違うテーマの研究になる可能性が高く、自分のやりたい研究が出来ないのではと考えたので、専攻科を選択しました。
そして、実際に入学してみると自分の希望通りの研究ができ、就活も指導教員がバックアップしてくれるので
とても心強いです。
しかし、専攻科に入学してデメリットもあると思います。それは今までと同じ環境なところです。大学へ進学し
ていたら、もっと違う人生になっていたかもしれませんし、高専生だけでなく、様々な人たちと交流できいい刺激のな
か生活出来ていたかもしれません。
でも、私は自分で専攻科への入学を選択したので、将来専攻科への進学が間違ったと思はないように一生懸命頑
張りたいと思います。
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