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一人暮らしを初めて

福島高専

機械・電気システム工学専攻 1年 西山 彰人

  私は、福島高専の5年間の教育を終え、そのまま専攻科に入学しました。福島高専での生活も6年目に入り、新しく気持ちを切り替えましたが、さすがに慣れ親しんだ学校に飽きる気持ちもありました。そんな中、私にとって大きな変化がありました。それは,ひとり暮らしを始めたことです。ひとり暮らしには、様々なメリットがありました。まず、朝、限界まで寝ていられることです。私は、本科の時は、電車とバスで登校していて、通学時間が50分ほどかかっていました。しかし、今は5分で登校できます。このことにより、夜ギリギリまで研究に専念できます。しかし、都合の悪いこともおきました。夏にドア付近、ベランダ付近に虫が大量に発生しました。アパートの後ろが森なので仕方ないことなのですが。蟻に至っては、部屋の中まで侵入してきます。百足はドアの隙間に挟まっています。雨の次の日にはゲジゲジが発生します。もともと、私は虫が大嫌いで毎日の生活に脅えていました。しかし、慣れとは恐いもので、今となっては全くといっていいほど気にならなくなりました。この先、私は就職して、再び違う環境でひとり暮らしをすることでしょう。そんなときに役立つように,一人暮らしを経験しながら精神的にたくましくかつ図太くなれればいいなあと思っています。

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