6年目の秋田
秋田大学大学院
工学資源学研究科 機械工学専攻 2年 高橋 和也
大学入学と同時に秋田に住み始めて6年目.あっという間に秋田での生活も最後を迎えようとしています.
高校3年生の頃,雪のない冬を過ごしたいと夢見ていたあのころ・・・・しかしなぜか実家より北上して秋田大学に行くことに.秋田に住み始めた頃は,正直秋田が嫌だった.なぜかって?セブンイレブンないし,深夜番組もあまりやってないし,TBSないし(これ意外に重要).なんかやっぱり住み慣れた地元を離れたせいかなかなか秋田を好きになれませんでした.そんなことから大学院は地元の大学に行こうと思っていたが,研究も同じテーマの方がいいなと思い大学院も秋田大学にお世話になることに.
しかし秋田に6年もいるとそれなりに愛着もわき,秋田はいいとこだなと思えるようになってきました.大学院に入り国際学会が必修の研究室のためM1の頃に台湾へ,M2の今年はアメリカに国際学会に行く機会がありました.どちらも1週間ほど現地にいました.さらに就職活動などで長期間秋田を離れると,ある感情が頭をよぎる.
「あぁ早く秋田に帰りて〜.」
東京などと違って時間の流れがゆっくりと感じるし静かな秋田はいいなぁ.それに研究室の愉快な仲間たちもいるし.今となっては,秋田はすっかり居心地のいい場所になってしまいました.
小学生の頃の6年間はとても長く感じるが,大学生の6年間はとても短く感じるようになったのは歳のせいだろうか・・・現時点で人生の1/4を過ごした秋田は第二のふるさとのようなものだ.
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