八戸工業高等専門学校

専攻科2年　米田　晃三

 　高専に入学して長いようで短かった高専生活でした。高専7年生とありますが、留年したわけではありません。高専にはただロボットが作りたいってだけで第一志望にしました。けれども入学しても残念ながらロボコン部には入りませんでした…。高専には推薦で入学しましが、普通に受験してたら絶対に入学できないレベルでしたので、入学してからは自分なりに必死に勉強したつもりです。寮に入って初めて家族と別れて生活して、不便な所もありましたが、とっても楽しかったです。寮外生になると、通学がなにより大変でした。たぶんクラスで一番の早起きだったと思ってます。卒業研究は流体関連で、自分にとっては未知のもので、流体ってすごい複雑なものだと思い、行き先が不安でした。そうこうしているうちに、専攻科に入学。これで研究が追及できる、と思ってたけどそうでもありませんでした。大学と違って結構な授業数でした。7年間も高専にいれば、色々な問題点も見えてきて、自分が校長になればもっと学校よくなるんじゃなか？とさえ思えてきました。でもそんな自分が思ってるほどあまくないと思います。でも、高専に入学する前に中学校の先生に言われたことをまだ覚えています。それは、「ほんと晃三は親孝行だと思うよ」と言われて、その頃は全然意味が分かりませんでしたが、この不況の中で今となっては分かったような気がします。最後に高専で一番感動したのは、高専祭でのラストイベントである、打上げ花火です。みなさん、これはぜひ見るべきです！