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「人生と研究」

東北大学大学院 工学研究科 ナノメカ二クス専攻修士1年  北村 篤史


  人間,皆一度は,「人生とはなんだろう?」,「どうしたら幸せに生きる事ができるんだろう?」等と人生について深く考える時期がある.私も最近考えた.そして自分なりに答えを出した.
  その出した答えとは「楽しければいい」.こうして書くとニートみたいな文章だが,彼らは人生を本当に楽しんでいるとは思えない.辛い山道も登りきり山頂まで辿りつけばとてもさわやかな気持ちになれるものだ,辛い事を乗り越える事は本当に幸せだ.このような楽しみも味わう人生が良いと最近は感じられるようになった.




  私たち修士課程の学生にとっての山道とは、なんだろう?と考えた場合,やはり研究になるのだろう.しかも,大きな課題を解決する研究には,写真のように明確なゴールが見えない場合が殆どです.ゴールを見失うと日々の取り組みはとっても疲れる.何をやっても終わった気がしない.不毛な作業をしているような気分になるものです.
  私も,そんな途方も無い研究テーマにやる気を無くしている時期がありました.でも今は,身近なマイルストーンを自分で設定し,毎日なんでもいいから研究に関係ある事をするという小さな、本当に小さな目標から一歩一歩でも進んでいこうと決心しました.
  そして、就職に必要な「誰にも負けない自分だけの能力」を身に着けたいものです.



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