弘前大学吹奏楽団
弘前大学 知能機械システム工学科 4年 鈴木 晃
私が所属するサークルである弘前大学吹奏楽団は,人数およそ100人という大きな団体です。しかし,100人といっても平均すると1学年あたり25人,さらに10のパートに分かれているので同学年,同パートの人はわずか2,3人しかいないということになります。実際,私のパートであるトロンボーンパートも,私と同じ学年の人は自分の他に1人しかいません(もちろん学年,パートによって人数にばらつきがあるので全てのパートがそうだとは言えませんが)。また,これだけ大人数だと顔を覚えるのが大変です。正直,半分以上の人の顔と名前が一致しません。該当する方,ほんとに申し訳ないです…。
年間の主な活動内容は,コンクールへの参加と定期演奏会です。最近は大学祭への参加もしています。なぜか演奏ではなく出店で。しかし売上で1位を獲得するなど,その実力はなかなかのものです。また,それぞれの後には恒例の打ち上げがあるのですが,人数が人数だけに規模がものすごいことになります。全員参加するわけではないのですが,それでも4,50人は参加するので管理が大変です。
ちなみに私は,吹奏楽は大学から始めました。経験した方は分かると思いますが,最初は本当に音が出ません。隣で普通に吹いてる人が化け物に見えるほどです。しかし,練習していると知らない間に(本当に知らない間に)ある程度吹けるようになっていました。そこから吹奏楽にどっぷりはまってしまいました。もっといい音を出すにはどうしたらよいか考え,試し,分からなくなったら人に聞く。向上心が一気に芽生えました。向上心は芽生えましたがそれに技術が追いつかないのが現実です。後から入団してくる後輩たちがこれまた経験豊富で,何度も熱心に指導してもらいました。もはや先輩も後輩も関係ありません。同じ道を歩む仲間です。そんな仲間たちと共に吹奏楽を続けられたことを私はうれしく思っています。と同時に私を吹奏楽団に誘ってくれた友人にとても感謝しています。
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