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OB会と「自己アピール」

岩手大学 工学研究科 機械工学専攻 M1

航空宇宙システム部門/航空宇宙推進研究グループ 広間 和人

 我々の研究室(航空宇宙システム部門/航空宇宙推進研究グループ)では、研究室の毎年恒例の行事であるOB会と、そこで私自身が感じたことを簡単に紹介します。

 本研究室の現教授(船ア健一先生)が13年前に初めて我々の研究室から卒業した方々を集めてOB会を行い、それ以降、毎年恒例の行事となっています。このOB会は先生方や先輩方と学生がお酒を“適度”に飲みながら、語り合う会です。会場となるのは、県内の温泉旅館で、夏油温泉やつなぎ温泉等、毎年参加者全員がくつろげる場所を選んでいます。幹事は毎年、修士1年が任されます。今年度の会場として選んだ場所は、花巻市の花巻温泉でした。

 夕食は、お得な宴会コース、二次会プランを旅館側に用意してもらい、その後、大部屋を借りて、持ち込みお酒やおつまみを持ち込み、深夜まで続く三次会を行いました。6時間以上に及んだ大宴会に、終始大いに盛り上がりました。

 旅館には約80名がゆったり入れる大きな露天風呂があり、そこでは解放感が味わえ、みんながのんびり過ごすことができました。この旅館の温泉には、アトピーなどに悩む方々が全国各地から集まってくるほど肌に優しい成分が含まれているようでした。お忙しい中集まっていただいた先輩方も、この温泉で、お仕事の疲れを癒すことが十分できたと思います。

 学生はOBの方々からいろいろなお話を聞き、何かしら刺激を受けることがあったと思います。会社のお話、OBの方々の学生時代のお話、プライベートに関するお話…、中にはOBの方々の学生時代の暴露話など、非常に興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。私自身もOBの方々とお話をさせていただきました。その中でも、私自身がOB会を通じて非常に強く心に残っていることは「自己アピール」です。

 私は修士1年ですが、そろそろ来年の卒業後の進路を真剣に考えなければならない時期です。今はまだ、自分がどのような道に進むべきかわかりませが、今やっている研究を少しでも役立てることのできる分野で働きたいと思っています。大学では結果が伴う、伴わないに関わらず、自分のできる範囲で研究活動にしっかり取り組んでいるつもりです。研究を進めて理解を深めながら、興味を持てることをじっくりと探していきたいと思っています。OBの方々とお話をして、大学生活を通じて社会に出るまでに自分の生き方や考え方をしっかり確立して、アピールできる自分をつくっていかなければならないと感じました。

 OB会を通じて学生たちはそれぞれが何かを感じたはずです。今回もいいOB会となり、企画をしてきた我々修士1年は、成功したという満足感に大いに浸っていました。

 余談ですが、OB会の次の日、私は扁桃腺を痛めて入院してしまいました…。OB会のとき体調が悪いのにも関わらずお酒をたくさん飲んでしまったことが原因でした…。みなさん、お酒を飲む際には、体調を確認してから飲みましょう!!

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