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自動車と私

山形大学大学院

理工学研究科 大学院1  五十嵐 淳嗣

 私は子供の頃から自動車模型の製作や、道路を走る自動車を見たり、音を聞くことに非常に興味がありました。そのため、高校は工業高校を選択し、大学は工学部を選択しました。大学入学後は、自分の自動車を迷わず買いました。 そして、山形大学自動車部へ入部しました。

 自動車部の活動内容は、ジムカーナと車両整備が主なものです。 ここで、ジムカーナについて説明します。ジムカーナとは閉鎖された舗装のコースを競技車両が1台ずつ走行し、それぞれのタイムを競うモータースポーツです。スキーの大回転の車版だと思い浮かべて貰えば、その競技内容をイメージできると思います。 通常は1周1分前後のコースを2回走行して速い方のタイムで順位を決めますが、タイムの計測には光電管を使い1/1000秒以上を争うモータスポーツです。

 ジムカーナの練習の時は、タイムを削るためにコースのライン取りや自動車の操作について、友人や先輩などと議論しながら競いました。練習以外では、先輩に車両整備を通じていろいろ教わり、実際に自分の車両を整備することで自動車のエンジン内部での仕事や動力が伝達される仕組み等を、目で見て触れて勉強する毎日でした。

 自動車部での活動を通じて、いろいろな面から思う存分自動車に触れることができました。また、大学での勉強という面からも触れることができました。

 最後に、大学での勉強が自動車を形作る上でどんな所に活かされているのかを知ると、ますます自動車に関係する職に就きたいという思いが強くなりました。



  
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