ロボコン
八戸工業高等専門学校 機械工学科3年 外舘 大輔 僕は、ロボコンに参加したくて高専に入った中の1人です。中学の頃、NHKで地区大会や全国大会が放送されているのを見て、自分もやってみたいと思いました。中学の頃に、市の活動でロボコンに参加したり、八戸三中のロボコンを見させてもらったりして、たくさんのロボコンに触れていたので、なおさら感じていたと思います。僕が中学3年の頃(98年です)、東北大会が八戸で開催されました。その時のテーマは「生命上陸」。そこで、テレビに映っているマシンが実際に自分の目の前で動いているのを見て、とても感動しました。特にイカロスとテクノプランターの決勝戦はとても見ごたえのある戦いでした。そして、翌年高専に入学、1年目からロボコンに参加しました。 実際に高専ロボコンを体験して、とても自由なロボコンだと思いました。今まで体験してきたロボコンは材料が与えられて、その同じ条件下で行っていました。なので、金額の制限という所に非常に驚きました。金額・重量のみの制限、これこそが高専ロボコンの面白さだと思います。大会前日に会場に地区の高専のマシンが集まった時は、他の高専のマシンがどんな物かを見るのがとても楽しい時間です。まず、アイデアの違いから見る楽しみの1つですが、同じアルミの角パイプを使っていても、太さや組み方にその高専の伝統があったり、同じアクリル材からでも、削り方が違えばいろいろな物ができる。見ていて、こんなに時間が止まる所はまずないと思います。ロボコン関係者でも、相手のマシンはどんなマシンか検討がつかない。だからこそ高専のロボコンは一般の人から見ても飽きない、面白いものなんだなって思います。 ロボコンは、たくさんの人を魅了する、感動させる事のできるものです。それを見て、人を感動させようとしている僕達がいます。そして、実際に僕達が先輩達からもらった感動と同じようなものを後輩に与えられるようならば、これ以上に最高の事はないと思います。これからも、たくさんのロボコンに参加して行きたいと思います。 もしかすると来年・再来年、国技館で日本全国に青森・八戸高専のロボットが暴れまわるかもしれない!? |