愛について語ってみようか 福島高専 機械工学科4年 斉藤 雄一 この原稿を書こうとしたとき、もうすでに5年生は5年間の高専生活について、また、3年生はソーラーカーについて書いていて、僕もソーラー力ーには参加していたが、かぶってしまうのは思わしくないし、かといって高専での学校生活についても書かれている。それでは僕は、ということで、愛について語ってみようか。 と言ってはみたものの、そんなことを語れるほどのそういうものが僕の中にあるわけもないので、言葉などの引用とコメントを添えるような形で書くが、ご容赦願いたい。 「最初の機会に恋を感じないならば、恋というものはないだろう。」と言ったのは、イギリスの劇作家のマーローだっただろうか。この言葉が必ずしも正しいとは言い切れないが、いいところをついているような感じがする。 僕自身は”よかったさがし”に愛を求めている。たしか”よかったさがし”をしていたのは、僕達の年代には懐かしいポリアンナだったと思う。物事を”よかった”と思える心の中にはどこかに”愛−LOVE−”があると僕は信じている。 「愛とは形のないものだ。」と最初に言い出したのは話なのだろうか。本当にそうだろうか、形は存在していないかもしれないが形〜SHAPES OF LOVE〜は”つくる”事はできるんじゃないかと最近そう思えるようになってきた。形は人それぞれ違うだろうけれど。 今は、高専祭の準備で忙しくて疲れて疲れてたまらないが、それも”よかった”と思えるような高専祭ができればきっとそこにも、愛−LOVE−が形作られるだろう。 しかし、僕なんかがどんなことを言っても、説得力もなければ、根拠もない。と言うわけで、次に、愛の参考文献を挙げておこうと思う。 村山由佳「天使の卵〜エンジエルス・エッグ」集英社 江國香織「きらきらひかる」新潮社 山本文緒「きっと君は泣く」光文社 谷村志穂「変って何?∞ ’92」主婦の友社 など、個人的な趣味がかなり入っているが、参考までに読んでみてはどうでしょうか。これを読んで(これ以外でも)何か感ずるものがあれぱ、それも愛−LOVE−なのでしょう。 |