私の大学生活 山形大学工学部 機械システム工学科 機械科学専修コース4年 石井 清晶 第一章 ぼくとマージャン 私は大学に入ってからマージャンを覚えました.それまではゲームでしかマージャンをしたことがなかったので,平気で対面からチーをしていました,もちろん,おともだちに大変おこられました.フリテンをしても何度か見のがしてもらいましたが,役を数えまちがえて点数が低くなっているのを教えてはくれませんでした.そんな私も今では一人で点数計算が出来るようになりました. 世間一般ではマージャンのイメージはあまりよいものではありません.しかし,あえて私は言いましょう.マージャンは男のロマンです!! マージャンをする事のないヒトには一生これは理解できないでしょう.そしてこれは健全かつ頭脳的,知力,体力,時の運,すべての要素が必要とされる男と男(時には女)の真剣勝負なのです. 私はこれからもマージャンを打ち続けるでしょう.そして大学時代に出来たマージャン仲間は一生の友となることでしょう. 第二章 ぼくとおべんきょう 私は千葉県生まれの千葉県育ちです.チキチキの千葉っ子です.そんな私がなぜ山形大学にいるのか,そのすべては高校時代から始まりました. 公立高校受験に失敗した私は,失意の中,茨城県の某私立高校に入学しました.そこは自称進学校であったために,そこの先生方の考え方について行けず,すっかり落ちこぼれになってしまいました.受験というものに疑問を感じ,いらだちをおぼえた私は授業中にも寝る毎日,唯一の楽しみは放課後のサッカー部の練習だけとなってしまったのです. あっという間に三年生,受験生になってしまった私は,受験に疑問をもちながらも世間の波に流されて,漂流したのがこの山形大学だったのです.とは言ったものの,私は第一志望でこの大学を受験しました.はっきり言って,山形大学に入学してよかったと思っています. やっと受験勉強から解放された私は,はやく専門教科を学びたいという気持ちでいっぱいでした.しかしながら,一般教養科目という大きな壁が私の前に立ちふさがりました.まるで高校の延長のような授業内容に,三年間しみついてしまった授業中寝る癖が,私の求学心を遥か彼方へと追いやってしまったのです.当然のことながら,基礎が出来ていない私に専門教科が出来るわけがありません.私は何のために大学に入ったんだ!! 本気でそう思い,改心しました.そして勉強を一からやり直しました. そんな私を神は見放さなかったのか,無事に大学院の試験に合格しました.まだまだ勉強が足りないとは思いますが,やっと学問をしているという気になってきました.これからの勉強が楽しみです. |