マレーシアから日本に来て 山形大学工学部 機械システム工学科 4年 タンチンチョン 私は山形大学工学部機械システム工学科4年のタンチンチョンです。私は4年前の秋にマレーシアから日本にやってきました。来た当時は、日本の習慣、食生活、言葉に慣れていない私にとって、とても大変な毎日でしたが、日本語学校の先生方や友達に勇気つけられ、日本の生活にしだいに慣れる事ができ、春には、念願の山形大学に合格する事ができました。山形では、優しい人達に多く出会い家族のような付き合いがでました。食事や旅行などを共に楽しむことができ、しゃぶしゃぶや果樹園は特に心に残る良い想い出です。このような体験は自国や都会の大学ではなかなか味合う事ができない事だと思います。また、多くの友達にも出会う事ができました。勉学や遊びを通して共に、喜び、怒り、哀れみ、楽しむ事ができ、とても充実してな毎日です。このような優しい人達と親しい友達に出会う事ができ、山形大学を選んで本当に良かったと思います。 私の研究テーマはサボニウス風車です。実験研究では、静止時並びに回転時のサボニウス風車ブレード表裏の圧力分布を十分な精度を上げる事と空間的分能で測定する事を目的としています。サボニウス風車のブレードに12ヶ所に半導圧カトランデュウーサを取り付け、その出力をスリップリングを介して風車外風部に取り出す方法で測定を試みている。その後、静止時と回転時の風車外部に形成される非定常流れ場の可視化を試みる。さらに、離散渦法を用いた理論的研究も行いたい。 ここで、私をもっと知ってもらう為に私の母国(マレーシア)を紹介したいと思います。写真1は産出量が世界一のマレーシアの天然ゴムです。ゴム園で働く人達はゴムを採取するために毎朝3時に起き、ヘッドライトの明かりをたよりに1人あたり約1000本の木からゴムを採ります。今では斜陽産業になってしまい、重労働のため働き手が少なくなってしまいました。 写真2はフルーツプランテーションで収穫される熱帯フルーツの赤い皮のバナナです。これは、日本で輸入されるバナナより大変皮が薄く、味がとても甘いのですがあまり採れないので高価格です。 最後に、日本機械学会に入会し、毎月の誌中には機械関係の最新情報が記載されていて、自分の研究分野だけでなく他の人の研究分野まで身につけることができ、毎月の読み重ねにより卒業研究の内容がいっそう濃いものになると思います。 |