FRIENDS 山形大学工学部 機械工学科4年 Abu Hanipah Nawi 今年、私は4年に進級し、渡辺一実研究室に配属となった。3年生までは、朝から夕方5時まで講義に出席し、その後は自由時間といった生活であった。しかし、今の私はそのような生活を送ることがなくなっている。なぜならば、卒業研究ももちろんであるがそれ以外でも研究室の仲間や先輩、先生方とのつきあいというものがあるからである。これは1年の時からときどきあったが、今年になって頻繁になった。 研究室では、日頃の飲み会はもちろん、様々な行事が行なわれている。6月には檜原湖でキャンプをしたのだが、このとき先輩たちから我々4年生の卒業研究がうまくできるようにがんばれと励まされた。この激励は、私にとって「がんばらなきゃ」というエネルギーになった。この先輩たちの言葉は、私の高校時代の先輩たちの言葉と同じようなことだった。そのときもまた、新しいエネルギーが湧きだすような感じがしたのを今でも憶えている。そして、先輩や仲間の間でのつきあいを大切にしなければならないと思った。このつきあいは、そのときどきで私にとって大学の講義では得られない知識や考えが得られると思う。また、おそらく様々なrechargingの方法があるのだろうが、こうした行事などのつきあいは私にとってひとつのよい方法であると思う。今では、勉強以外でも様々な社会の話や将来の話を仲間や先輩たちに相談することができるようになっている。 私は、マレーシアにいたとき日本の学生はあまり夢をもっていないと思っていた。おそらく、そういう人たちもいるのかもしれないけれど、実際に仲間や先輩たちとつきあってみると、必ずしもそうではないということを教えられた。これから先、私は大学院に進学してこの研究室で学生生活を送ることになるが、仲間達とお互いに励まし合い、楽しくつきあいながら勉学に励もうと思う。その間に、仲間とお互いに英語の勉強もしていこうと思っている。私の仲間には将来英語を必要としなければならない人たちがたくさんいるように思えるからである。 |