報告 |
委員会活動報告 |
■広報委員会
平成23年3月9日
1.委員会構成
委員長:二宮 尚(宇都宮大学) 幹 事:川口 達也(東京工業大学)
委 員 :植村 豪(東京工業大学) 渡部 弘達(東京工業大学)
齋藤 元浩(京都大学) 小田 豊(大阪大学)
結城 和久(山口東京理科大学) 洪 定杓(東京理科大学)
2.委員会開催
年度当初に広報委員会専用メーリングリストの委員名簿を更新し、連絡方法を確立した。平成22年6月28日に東京工業大学大岡山キャンパス石川台1号館学科会議室にて第1回の広報委員会を開催し、活動計画(ニュースレター各号の掲載内容の概略)・スケジュール・役割分担・ホームページ改訂案などを決定した。また、以降はメール審議にて意思決定することとした。
3.活動報告
3.1 ニュースレター発行
部門ニュースレターのNo.61(8月号)及びNo.62(12月号)の執筆が完了し、既にHPに掲載済である。No.63(4月号)については原稿収集中である。
また、今期からISSNコードを記載することとなった。
NL(No.61)
1.TED Plaza『エネルギー環境問題における熱工学』
1. バイオマスガス化
奥村 幸彦(舞鶴工業高等専門学校)
2. 氷点下起動における固体高分子形燃料電池内の凍結現象
田部 豊(北海道大学)
2.行事予定案内
・部門企画行事
・部門関連行事
・国際会議
3.第88期部門組織
4.その他
編集後記
NL(No.62)
1.TED Plaza『海外で活躍する日本人研究者・学生からのお便り』
1. NASAエイムズ研究所での研究生活
西野 貴文(NASA Ames Research Center)
2. 歴史の街New HavenからYale大学の紹介
大南 香織(Yale University)
3. ウィスコンシン大学大学院ミルウォーキー校 研究滞在記
芦高 優(大阪府立大学大学院)
2.2010年度年次大会熱工学部門報告
3.熱工学コンファレンス2010開催報告
4.部門賞・一般表彰贈呈式
5.行事案内
・部門企画行事
・部門関連行事
・国際会議
6.その他
編集後記
NL(No.63)
1.第89期部門長あいさつ
2.TEDプラザ『相変化を応用した冷却・熱輸送デバイス』
1. 沸騰・凝縮の素過程に関する最新研究(仮題)
上野 一郎(東京理科大学)
2. デバイスの製作や実装問題(仮題)
小糸 康志(熊本大学)
3.各種委員会報告
4.行事予定案内
・部門企画行事
・部門関連行事
・国際会議
5.その他
編集後記
3.2 部門ホームページの更新
関連行事一覧を大幅に更新し、部門に関連する会議が一目で分かるように集約した。また、部門のホームページ評価の意見の中に、下位のページのフォーマットがトップページと一致していないという指摘があったので、一部のページについてフォーマットの統一を行った。
3.3 部門専用のレンタルサーバーの更新
昨年度に続き、部門独自ドメイン(ted-jsme.jp)による独自メーリングリスト(ted-ml@ted-jsme.jp)の継続のため、プロバイダ(さくらインターネット)の契約を更新した。
3.4 部門独自のメーリングリストの運用
約2800名のデータをベースにしたメーリングリスト(ted-ml@ted-jsme.jp)の運用を継続した。
(以上)
■部門賞委員会
平成22年3月17日
構成員:高田保之(委員長)、菱田公一、吉田英生、伏信一慶(幹事:記録)(敬称略)
1.委員会の開催
第1回会議 日時:平成22年5月21日(金)
会場:東工大蔵前会館 小会議室
議事:委員会の年間予定・推薦手続きの確認
第2回会議 日時:平成22年7月23日(金)
会場:東工大蔵前会館 小会議室
議事:フェロー候補者の選考
第3回会議 日時:平成22年10月15日(金)
会場:東工大蔵前会館 小会議室
議事:部門賞候補者の選考
第4回会議 日時:平成23年1月21日(金)
会場:東工大蔵前会館 小会議室
議事:部門賞、部門一般表彰、若手優秀講演フェロー賞候補者の決定
2.フェロー候補者の推薦
(1) 前期(87期)の候補者を踏まえて、委員長と幹事は40名(87期は38名、86期は37名、85期は37名)の候補者をリストアップし、候補者のリスト(各候補者の経歴と活動内容<賞、学会・部門役職経歴など>および推薦理由)を作成(6月末から7月上旬)。
(2) 幹事は、委員長名で、そのリストを(幹事を除く)3名の部門賞委員会委員に送り、委員には、“そのリストからあるいはリスト外から委員推薦の候補者を加えて、4名を選び、幹事あてに投票するように”要請。
(3) 幹事は、投票結果を集計し、得票の多い方から4名を第0次候補者(部門賞委員会案)として、第2回部門賞委員会に諮り、部門賞委員会で決定した後、第2回総務委員会に諮る(7月23日)。
(4) 委員長は、部門長名で、総務委員会で同意が得られた第0次候補者に、部門推薦の候補者となっていただくように依頼(候補者に推薦書を書いていただく)(8月上旬)。
(5) 委員長は、部門長名で、学会本部に部門推薦候補者4名を推薦。推薦書を送付(9月末)
* 上記(2)、(3)で4という数字は次の経緯による。 これまで、 82期では12名、 83期では13名の推薦を行ったが、84期に「候補者に若い人が多くなっており、学会への貢献ポイントが足りず、フェローになれないケースが出ているので、候補者の数を絞って推薦することとなり、84期は8名を推薦した。85期は「フェロー受賞者が全体で50名となる見込みなので各部門からの推薦を若干名とする」事となり最終的には4名を推薦した。86期以降は、85期に引き続き「各部門からの推薦を若干名とする」方針が続いており、88期は最終的に4名を推薦した。
3.部門賞、部門一般表彰(貢献表彰)候補者の推薦
(1) 運営委員会構成員に候補者募集のメール送付、学会ホームページに候補者募集の掲示(掲示2010年7月14日、〆切10月5日)。
(2) 第3回部門賞委員会で部門賞、第4回部門賞委員会で部門一般表彰候補者の選考。
(3) 第4回部門賞委員会で候補者を決定。第4回総務委員会(1月21日)に附議・了承。
(4) 部門賞候補者に受諾の意思確認(部門賞委員会委員長より)。
(5) 幹事は、候補者に推薦書の確認およびHP用写真の送付を依頼。
(6) 運営委員会に、代行運営委員会(メール審議)として附議・承認。学会理事会に報告と同時にHP公表、2011年10月の熱工学コンファレンス(浜松)で贈賞の予定。
(7) 例えば永年功績賞や国際功績賞等の受賞者のうち、常勤職を退職されるなどされている方々に対しては、授賞式出席のための旅費を部門から支出。
4.部門一般表彰(講演論文表彰)候補者の推薦
(1) 年次大会(名古屋工業大学)および熱工学コンファレンス(長岡技術科学大学)の実行委員会に推薦を依頼(それぞれ6月上旬、7月下旬)。
(2) 第4回部門賞委員会において、推薦のあった講演論文表彰候補(年次大会から1件、熱工学コンファレンスから1件)を審議・承認。
(3) 運営委員会に、代行運営委員会(メール審議)として附議・承認。学会理事会に報告と同時にHP公表、2011年の熱工学コンファレンス(浜松)で贈賞の予定。
5.若手優秀講演フェロー賞候補者の推薦
(1) 講演論文表彰の推薦依頼と同時に、年次大会(名古屋工業大学)および熱工学コンファレンス(長岡技術科学大学)の実行委員会に推薦を依頼。また、フェロー賞受賞資格に関する規定変更の今期からの準用を両委員会に連絡。
(2) 第4回部門賞委員会において、推薦のあった若手優秀講演フェロー賞候補者(年次大会から2件、熱工学コンファレンスから5件)を審議・承認。
(3) 運営委員会に、代行運営委員会(メール審議)として附議・承認。幹事より、未会員への入会勧奨を行い、受賞有資格者の推薦書を学会へ送付。
6.部門賞・部門一般表彰・フェロー賞
[部門賞]
永年功績賞 香月 正司 氏
国際功績賞 長野 靖尚 氏
研究功績賞 矢部 彰 氏
技術功績賞 石塚 勝 氏
業績賞 小原 拓 氏
[部門一般表彰]
貢献表彰 加藤 泰生 氏
丸田 薫 氏
講演論文表彰(2件)(敬称略)
菅野大輔(東大)、松崎勝久(東大)、鹿園直毅(東大)、笠木伸英(東大)
「FIB-SEM再構築構造を用いたSOFC燃料極の三次元数値シミュレーション」
山根浩二(滋賀県立大)、川崎澄(滋賀県立大)
「バイオディーゼルを用いた廃ポリスチレンの選択的溶解と燃料特性」
[若手優秀講演フェロー賞](7件)(敬称略、○印が登壇者)
○増田耕平(東工大)、花村克悟(東工大)
「プロトン伝導体添加SOFC燃料極に関する研究」
姫野修廣(信州大)、○野崎和也(信州大)
「光触媒による環境浄化に関する基礎的研究」
中村元(防衛大)、○高木明佳(防衛大)
「はく離・再付着を伴う対流熱伝達の時間・空間変動特性」
○石郷岡将平(弘前大)、伊藤昭彦(弘前大)、鳥飼宏之(弘前大)
「回転場を用いた模擬重力環境における薄い可燃性固体の燃え広がり」
○北山大介(東工大)、津島将司(東工大)、坂下俊(日本ガイシ)、平井秀一郎(東工大)
「ミクロ多孔質における微粒子輸送・堆積のLBM解析」
○深澤俊晴(名工大)、納屋裕輔(名工大)、藤田菜保(名工大)、齋木悠(名工大)、
石野洋二郎(名工大)、大岩紀生(名工大)
「急速加熱された単一PET樹脂粒子の多相燃焼過程に及ぼす周囲ガス流速の影響」
○長島巧(神奈川工科大)、鳴海明(神奈川工科大)、飯田泰広(神奈川工科大)、
小西忠司(大分高専)
「木質バイオマスからの糖抽出方法に関する研究」
以上
■学会賞委員会
平成23年3月5日
委員長 小原 拓(東北大)
幹 事 芝原正彦(阪大)
これまでの活動状況は以下のとおりである。
2010年
4月 26日 学会賞委員会委員の選出および依嘱の完了
6月13日 部門運営委員会委員、所属委員会委員長・幹事、総務委員会委員、学会賞委員会委員に学会賞(論文・技術・技術功績)、奨励賞(研究・技術)、教育賞候補の推薦を依頼した。(昨年度の募集要項を添付)
6月中~下旬 奨励賞候補の母集団となり得る学会員の特定を模索したが挫折した。
7月4日 部門運営委員会委員、所属委員会委員長・幹事、総務委員会委員、学会賞委員会委員に再度推薦を依頼した。(今年度の募集要項←一部変更あり を添付)
7月 20日 上記推薦の締切。ここまでに、学会賞(論文)7件、奨励賞(研究)9件(8名)の推薦をいただいた。
7月22日 学会賞委員会委員に推薦された候補論文・候補者の評価を依頼した。(一次審査)
8月19日 一次審査の結果を集計し、その結果に基いて、委員長と幹事で学会賞(論文)推薦候補3件および奨励賞(研究)推薦候補8名を選出し部門長に提示する案の原案とした。一次審査の集計結果及び推薦原案を学会賞委員会委員に送付し、検討を依頼した。(二次審査)
8月24日 上記原案が承認され、学会賞委員会案として部門長に提示することとなった。各候補に推薦書案及び関連資料の準備を依頼した。
8月25日 上記委員会案を部門長に報告し、承認を得た。
9月 3日 推薦書に部門長の捺印を受け、関連資料と共に学会本部に提出した。
2011年2月 推薦した候補の中から、論文賞1件、奨励賞4件が受賞に内定した由、表彰部会から部門長宛連絡を受けた。
以 上
■熱工学部門学会賞委員会
(1) 審査項目
[1] 独創性
[2] 学問的又は技術的な発展性
[3] 機械工学または広く産業社会への貢献度
[4] 信頼性
[5] 論文としての完成度
(2) 配点
[1]から[5]の各審査項目について、それぞれ以下のように採点する。
特に優れている場合: 2点
優れている場合 : 1点
普通 : 0点
(3) 具体的評価事項
評価シート内の [1]独創性、[2]学問的又は技術的な発展性、[3]機械工学または広く産業社会への貢献度、については、具体的に評価した点などのコメントを簡単に記入する。
(4) 採点方法及び候補者原案の提案
委員の評価結果(一次審査)に基づいて、各候補論文・候補者について全ての審査項目の点数を合計し、これを候補の点数とする。この候補の点数を、全ての評価シート(評価者)について合計し、評価シートの数(評価者の数)で割ることで候補の平均点を算出する。なお、委員が候補論文の著者である場合には、その候補論文については本人の採点を除き集計する。推薦順位は、この候補の平均点の順位に基づいて委員長・幹事が案を作成し、委員に検討を依頼する。(二次審査) 委員全員の承認が得られれば、委員会案として部門長に提案する。
以 上
■年次大会委員会
平成23年3月9日
第88期 熱工学部門
年次大会委員長 長崎孝夫
幹事 店橋 護
1)2011年度年次大会(9月11日~15日、東京工業大学)のオーガナイズドセッションテーマ募集[2010年8月20日(金)締切り]に対して、以下の5件の企画があった。
・バイオにおける流れと熱・物質移動
○バイオエンジニアリング、流体工学、熱工学
石黒 博(九州工業大学)、多田 茂(防衛大学校)
・電子情報機器、電子デバイスの強度・信頼性評価と熱制御
○材料力学、計算力学、熱工学
三浦英生(東北大学)、池田 徹(京都大学)、于 強(横浜国立大学)、石塚 勝(富山県立大学)
・マイクロ・ナノスケールの熱流体現象
○流体工学、熱工学
米村 茂(東北大学)、小原 拓(東北大学)、山口浩樹(名古屋大学)、新美智秀(名古屋大学)
・乱流における運動量、熱、物質の輸送現象
○流体工学、熱工学
加藤健司(大阪市立大学)、河原源太(大阪大学)、廣田真史(三重大学)、店橋 護(東京工業大学)
・燃料電池
○動力エネルギーシステム、熱工学、流体工学、材料力学
鹿園直毅(東京大学)、近久武美(北海道大学)、大島伸行(北海道大学)、橋田俊之(東北大学)、花村克悟(東京工業大学)
○は幹事部門
2)特別行事企画[2010年12月17日(金)締切り]に対して、以下の1件の申込みがあった.
・ワークショップ 「沸騰伝熱について徹底討論Ⅸ」
企画者 大竹浩靖(工学院大学)
司会者 小泉安郎(信州大学)
3)同好会企画[2011年3月31日(木)締切り]について
開催日:2011年9月12日(月)
参加予定人数15名、会費5000円にて回答予定[連絡者:長崎孝夫(東工大)]
昨年同様に他部門と共同開催の予定
なお、参加予定人数および会費は、事前参加申し込みの状況、および会場手配の過程で変更する場合がある。
4)部門全体プログラム案提出[2011年4月15日(金)締切り予定]
■日米合同会議委員会
委員長: 菱田 公一(慶應義塾大学)
幹 事: 佐藤 勲(東京工業大学)
1.第8回日米熱工学合同会議(8th ASME-JSME Thermal Engineering Joint Conference: AJTEC2011)の開催
AJTEC2011の開催準備を行い、2011年3月13日(日)~17日(木)にWaikiki Beach Marriott Resort and Spaホテル(米国ハワイ州ホノルル市)での開催を果たした。会議の開催状況は以下の通りである。
・最終論文数(キーノート7件、AIChE Donald Q. Kern Award Lecture 1件を含む):430編
・参加登録者数(当日未来場者を除く):434名
☆主な国別登録者数: 日本156名 米国178名 韓国21名 ヨーロッパ諸国36名 カナダ9名 中国6名
・プロシーディングスはCD-ROMで発行。
・経費面については、現在決算処理中。
2.東北関東大震災に対する対応
AJTEC2011開催直前に発生した東北関東大震災に対する対応を検討し、実施した。その内容は以下の通りである。
・委員長がASME側委員長、日本機械学会会長、前部門長、ならびに幹事と相談の結果、会議を予定通り開催することを決断した(3月12日(土)午前8時前(日本時間))。
・3月12日(土)午前8時40分、午前11時(日本時間)に、参加者に対して、
☆会議は予定通り実施されること。
☆もしAJTEC2011投稿者の中で罹災された方がいる場合には、会議よりも本人・ご家族の安全を優先してほしいこと。
☆日本からの参加者は、国内の交通機関・航空機の運航状況を確認の上、決して無理をしないで欲しいこと。
☆今回の震災によりAJTEC2011に参加できなかった場合の参加費等の返金、あるいは論文を発表されたことと見なすかについては、現在検討していること。
をアナウンスするとともに、ホームページにその旨を掲載した。
・3月12日(土)午後2時(ホノルル時間)から、会場ホテル側を含めて、震災による日本からの参加者のキャンセルに対する対応を検討し、客室・ケータリング費用の減少についてホテル側の配慮を得るとともに、これらの参加者に対して希望があれば登録費用を返金することを決定し、該当者にアナウンスした。
・3月13日(日)(ホノルル時間)から、震災によって参加できなくなった座長の交代を、各トラックチェアーを中心に検討いただき、新たな座長をアサインした。
3.次回AJTECの開催についての検討
3月16日(水)午後3時(ホノルル時間)から、ASME側・JSME側代表にKSMEからのメンバーを加えて、次回熱工学合同会議について議論を行った結果、以下の点で一致した。
・今回のAJTECに対するASME側の熱意、震災を乗り越えて参加したJSME側の熱意を受けて、4年後に合同会議を開催する。開催地は、日米の中間点として、再びハワイを想定する。また、開催時期は、6月下旬とする。
・今回使用したホテルの運営面での配慮、価格面での優位性から、同ホテルに対して4年後の再開催を打診する。
・次回会議のASME側の議長はProf. Yong X. Tao(Univ. North Texas)、JSME側は高田保之教授(九州大学)とする。
・KSMEとの合同開催を打診し、可能であればASME-JSME-KSME(順不同)熱工学合同会議として開催する。
4.JTST特集号
本会議で発表された論文からのselected paperをJournal of Thermal Science and Technology(JTST)誌の特集号に掲載することとし、トラックごとにゲストエディターを立てて編集準備を行うこととした。
以上
■KSME-JSME 合同会議委員会
代表者名:冨田栄二 幹事:田部豊
(1) 実施概要の決定
会議名:第8回日韓熱流体工学会議
The 8th KSME-JSME Thermal and Fluids Engineering Conference
開催日程:2012/03/18~2012/03/21(日曜日から水曜日)
開催場所:Songdo, Incheon
(2) 委員の選定
熱工学部門委員会
委員長:冨田栄二(岡山大学) 委 員:堀部明彦(岡山大学)
幹 事:田部 豊(北海道大学) 白樫 了(東京大学)
委 員:石塚 勝(富山県立大学) 宮崎康次(九州工業大学)
委 員:坂下 弘人(北海道大学) 店橋 護(東京工業大学)
流体工学部門委員会
副委員長:梶島岳夫(大阪大学) 委 員:山本 悟(東北大学)
幹 事:渡邉 聡(九州大学) 築谷 朋典(循環器病研究センター)
委 員:川口靖夫(東京理科大学) 長谷川 豊(名古屋大学)
委 員:渡部 正夫(北海道大学)
(3) Forum01~15および日本側オーガナイザを決定
添付のFirst Announcement and Call for Papers参照
(4) 会議案内、宣伝
-機械学会全体および伝熱学会のメーリングリストで会議案内を配信
-First Announcementの印刷版作成(印刷費2,200部 46,200円)
AJTEC(3月)、計算科学シミュレーションシンポ(4月)、ターボ機械協会総会講演会(5月)、伝熱シンポ(6月)、アジア可視化会議(6月)、動エネシンポ(6月)、各支部講演会などで配布予定
(5) コピーライトの取り扱い(以下の案で韓国側に打診中)
1.可能ならば、コピーライトは取らないこととする。
2.KSME側でコピーライトを取るが、その後、KSMEおよびJSMEで発行している論文へは再投稿可能とする。(覚書を作成し、ホームページなどでも案内する)
来期の予定
-Plenary Lectureの企画(全4件:熱・流体、日韓1件ずつで韓国側に打診中)
-論文集め
-プログラム編集
-参加者集め など
以上
■講習会委員会
2011年3月9日
委員長 須賀 一彦(大阪府立大学)
幹事 深潟 康二(慶應義塾大学)
1.来年度講習会の企画
No.11-30 講習会CFDの基礎とノウハウ
【企 画】流体工学部門・熱工学部門 合同企画
【開催日】2011年5月20日(金)
【会 場】日本機械学会 会議室
東京都新宿区信濃町35番地、信濃町煉瓦館5階
電話 03-5360-3500/JR中央・総武線「信濃町駅」下車、徒歩1分
http://www.jsme.or.jp/gakka5.htm
【趣 旨】商用コードの台頭に例を見るように、CFDは設計や予備試験のツールとして有効に用いられるようになっています。このような状況にも関わらず、CFDには普遍的な手法が確立しておらず、様々な離散化法・スキーム・物理モデルの中から、着目している現象に対する適切な選択が必要です。ところが、一般ユーザにとってこの選択は非常に困難であり、商用コードを用いて信頼性の高い解を得るには委託に頼らざるを得ない現状を招いているのではないでしょうか。さらに、研究者ですら応用分野への適用において、所有しているソフトウェア資産等に縛られて常に適切な選択をしているとは限りません。本講習会は代表的な計算手法の適合性を簡潔に説明することによって、計算対象に適した手法の選択に指針を与えるものです。同タイトルの講習会はこれまで2008年1月より計3回、東京及び大阪で開催され、それぞれ多数の方にご参加頂きました。今後、本講習会をシリーズ化することにより、商用コードをすでに導入されている方、これから導入を考えている方、また、CFDコードの作成に取り組む研究者・学生に対して、随時、有用な知識・ノウハウを提供していきたいと考えております。
【プログラム】
9.20~ 9.30 挨拶・諸説明 遠藤 誉英(東京電力)
9.30~11.00 「CFDの全体像と手法の位置づけ」 姫野 龍太郎(理化学研究所)
11.10~12.40 「離散化手法と数値計算法の選択」 梶島 岳夫(大阪大学)
12.40~13.40 CFDベンダーによる展示(昼休み)
13.40~15.10 「物理モデルの基礎と選択法」 山本 誠(東京理科大学)
15.20~16.50 「熱流動場のモデルとその選択法」 須賀 一彦(大阪府立大学)
16.50~17.20 「CFDベンダーによるショート・プレゼンテーション」
当日展示会に出展するCFDベンダー数社
18.00~20.00 懇親会(予定。懇親会費は別。詳細は講習会申込者に別途連絡。)
【定 員】60名程度.申込み先着順により定員になり次第締め切ります。
【聴講料】会員15,000円、会員外25,000円、学生員/大学院生の会員(准員/正員)* 5,000円、一般学生8, 000円。
【その他】その他
- 幹事部門は流体工学部門、流体工学部門の担当委員は遠藤誉英(東京電力)
- 収益(あるいは損失)に関しては両部門で折半
2.プレセミナー
10月に静岡大学で開催される熱工学コンファレンス2011の際にプレセミナーを開催する。
・テーマ:乱流伝熱研究の最先端
・開催日:2011年10月28日(金) 13:30~17:00 (「熱工学コンファレンス2011」前日)
・会場:静岡大学浜松キャンパス(予定)
・定員:100名
・参加費:熱工学コンファレンスに参加登録者は無料。非登録者は2,000円
・講師(予定)
(1) 笠木伸英(東京大学)
(2) 長野靖尚(名古屋工業大学)
■JTST 委員会
委員長: 佐藤 勲(東京工業大学)
幹 事: 中別府 修(明治大学)
1.掲載状況(2011年3月25日現在)
Vol. 1, No. 1(pp. 1~41): 4件
Vol. 1, No. 2(pp. 42~148): 9件
Vol. 2, No. 1(pp. 1~133): 12件
Vol. 2, No. 2(pp. 134~300): 15件
Vol. 3, No. 1(pp. 1~166): 16件 (2007日米熱工学会議特別号:Guest Editor=花村克悟(東工大))
Vol. 3, No. 2(pp. 167~380): 17件
Vol. 3, No. 3(pp. 381~551): 15件
Vol. 4, No. 1(pp. 1~201): 17件
Vol. 4, No. 2(pp. 202~323): 11件
Vol. 4, No. 3(pp. 202~436): 14件 (第7回日韓熱流体工学会議特別号:Guest Editor=近久武美(北大))
Vol. 4, No. 4(pp. 437~517): 8件 (第2回国際伝熱フォーラム特別号:Guest Editor=中別府 修(明治大))
Vol. 5, No. 1(pp. 1~188): 15件
Vol. 5, No. 2(pp. 189~341): 11件
Vol. 6, No. 1(pp. 1~): 10件(収集中)
2.編修委員会
Editor-in-Chief: 佐藤 勲(東工大)
Editors: 奥山邦人(横浜国立大学)、門脇 敏(長岡技術科学大学)、冨田栄二(岡山大学)、中部主敬#(京都大学)、中別府修○*(明治大)、長谷川達也##(名大)、廣田真史(三重大)、宮良明男*(佐賀大) (五十音順)
○熱工学部門ジャーナル委員会の幹事
* 日本伝熱学会推薦の編修委員
# 2010年度末で任期満了予定
## 都合により交代予定
3.第88期特記事項
・ 特集号:
International Conference on Flow Dynamics (ICFD2010)特集号:Guest Editor=圓山重直(東北大)、小原 拓(東北大):2011年7月公開予定
・ 特集号:
The 4th International Conference on Heat Transfer and Fluid Flow in Microscale (HTFFM-IV)特集号:Guest Editor=高橋厚史(九大)、鹿園直毅(東大)(予定):公開時期調整中
・ インパクトファクターの付与
トムソンロイター社からJTST誌に対してインパクトファクターが付与された。
Impact Factor = 0.200、5-Year Impact Factor = 0.318
これに伴って、中国、韓国、中東諸国等からの投稿が増加する傾向が見られる。
以上
■年鑑委員会
委員長 武石賢一郎(大阪大学)
幹 事 津江光洋(東京大学)
1.編集基本方針の概要
A.機械工学および機械工業の進歩発展を紹介することを主眼とし、原則として2010年(1月~12月)中におけるトレンドあるいはトピックスについて記述する。ただし、割当ページが少ないので、すべての項目を網羅する必要はなく、毎年項目を変えるなどの工夫をする。
B.国内事情ばかりでなく、国外の機械工学および工業の進歩大勢をも適宜記述する。
C.その内容は専門外会員が容易に理解かつ利用できるように、またすう勢が把握できるように記述し、専門家だけに役立つような資料の単なる列挙にならないようにする。
D.引用文献は必要最低限度とし、論文表題も記入する。
E.執筆者は極力少人数で担当する。
2.年鑑発行までのスケジュール
2010年の作業(実施済み)
・ 10月28日 年鑑委員会から部門委員長・幹事に目次案と執筆者を報告
・ 11月30日 機械学会事務局より各執筆者等へ執筆依頼
2011年の作業(以下は予定)
・ 3月末 原稿締切: 各執筆者等から機械学会事務局(会誌編修部会担当)へ原稿提出
・ 4月-5月 査読
・ 5月末 原稿完成
・ 8月 学会誌8月号「機械工学年鑑」特集号の発行
3.熱工学部門年鑑の内容
項 目 節 項目(内容) 執筆担当者(所属) ページ
伝熱および熱力学
8.1.1 概 説 鈴木雄二(東京大学) 0.7
8.1.2 熱力学・熱物性 中別府修(明治大学) 0.7
8.1.3 伝 熱 須賀一彦(大阪府立大学) 0.7
8.1.4 熱交換器 大串哲朗(広島国際大学) 0.7
燃焼および燃焼技術
8.2.1 燃 焼 石井一洋(横浜国立大学) 1.0
8.2.2 燃焼技術・燃料 島崎勇一(トヨタ自動車) 1.0
■出版委員会
平成23年3月9日
委員長 高松 洋(九州大学)
幹事 伊藤衡平(九州大学)
1.出版委員
委員長:高松洋(九大)、幹事:伊藤衡平(九大)
委員(留任):上野一郎(東京理科大)、君島真仁(芝浦工大)、齊藤潔(早稲田大)、
鈴木洋(神戸大)、永井二郎(福井大)、山田 昇(長岡技科大)
委員(新任):荒木拓人(横浜国大)、岩井裕(京大)、田部豊(北大)、堀部明彦(岡山大)
2.活動報告
第1回会議を平成22年5月27日(伝熱シンポジウム開催時)に行い、電子媒体を含む新しい出版について意見交換を行うとともに、その後のメール会議にて企画案を作成した。その案を第2回運営委員会に提案した結果、大筋で了承され、まず、熱工学部門内に研究会を立ち上げてコンテンツの探索を開始することとなった。
3.企画提案:熱工学ギャラリー(仮称)
1) 目的
動画は現象の理解に極めて有効であるにもかかわらず、論文に掲載することができず、教育現場での利用も限定的であった。そこで、本企画は、誰もが利用できる動画・画像コンテンツを出版し、教育・研究現場での活用を目指そうとするものである。
2) 出版媒体
DVD、CD、USBメモリなど.あるいはインターネットからダウンロード。
3) 出版形態
候補は以下の二案であり、長所と短所を考慮して決定すべきである。
a. 熱工学に関連する現象等に関して、テキストのような章立てを有するビデオ・画像ライブラリ.教育編、研究編などトピックごとに出版する。利用しやすい、体裁が良い、という長所がある反面、画像・動画の収集、発掘が難しく、構想通りの動画が準備できるかどうかが不明である。
b. 熱工学、熱流体現象にかかわる様々な動画・画像集。動画を募集し、適当なジャンル分けをした上で不定期に出版する。様々な動画を発掘できると考えられるが、校閲による質の維持が必要である。
4) コンテンツ
a. 論文には載せられなかった動画・画像、最先端研究に関するもの。
b. 教育用素材、基礎的な現象の動画・画像
・実際の機械や製品からブレイクダウンしながら見せると効果大。
・高校の物理(熱力学)に準拠したコンテンツも可。
・定常・非定常熱伝導の温度分布、強制対流・自然対流の可視化、沸騰、凝縮、濡れ、浮力対流、表面張力差対流、流体力学的不安定性、分子動力学、室内空調、地球規模の流れ(海流、気流)など。
c. 構成
・動画または画像とそれに関する説明文のpdfファイル
・目次が動画・画像および説明文にリンク
5) 問題・検討事項
・著作権、引用方法、使用制限
・コンテンツの収集方法
・募集した場合の校閲の方法と質の確保
・ジャンル別にするかそれとも混在でシリーズものにするか。
・教育的なものと研究的なもの(論文、応用)を混在できるか。
・最近は、動画が使える電子ジャーナルもあるので、それとの差別化を図る。
・主として教育に利用できる素材であることに重点を置いたほうがいいか。
・以前にビデオライブラリの企画があったが、当時の媒体はビデオテープであった。これに対して、本企画の出版はコンピュータで利用できる点が大きく異なる。
■熱工学コンファレンス委員会
委員長 中山 顕(静岡大学)
幹事 桑原不二朗(静岡大学)
平成22年5月6日(木) 第1回実行委員会開催
議 題:2011年熱工学コンファレンス(浜松)に関して
開催日時2011年10月29日(土)、30(日)
開催場所 静岡大学 浜松キャンパス
【委員会内容】
・コンファレンス内容の確認
・実行委員の役割と作業項目(総務、会計、会場、原稿・プログラム、HPの整備、懇親会など)確認
平成22年10月14日(木) 第2回実行委員会開催
【委員会内容】
・準備状況の確認
・今後の予定について
・オーガナイズドセッションおよび特別講演会の検討
平成23年1月21日(金) 第3回実行委員会開催
【委員会内容】
・オーガナイズドセッション内容の検討
・今後の予定について
以下、今後の予定
平成22年3月 ・最終事業項目の確認、OSの検討、プログラム素案
・2011熱工学コンファレンス(浜松)開催に向けてのタイムスケジュールの最終確認
(以上)